あなたがあなたの救世主

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【雑記】「(自分にとって)面白そうなモノと出会うコツ」のようなもののお話

Hatena Feedly

 

ようこそ、みなさん。

 

最近、本は読まれていますか?

 

私は今日、久しぶりに図書館に足を運び「とても興味深い本」に出会いました。

 

その本はコチラ

POWERS OF TWO 二人で一人の天才

ジョシュア・ウルフ・シェンク / POWER OF TWO 二人で一人の天才

 

コロナウイルス対策のせいか、図書館の入り口に「図書館への滞在は一時間以内でお願いします」と貼り出されていましたので、大急ぎでパラパラっと興味のある箇所だけを斜め読みに。

 

ちょっとAmazonさんから引用させてもらいます。

出版社からのコメント

(以下、「訳者あとがき」より一部抜粋)

創造は孤独な世界であり、歴史を変えるひらめきが天才に降臨する。そんな「孤高の天才」のイメージは、実は神話にすぎない。真のクリエイティビティとイノベーションは、親密な人間関係や社会のネットワークのなかで生まれ、育まれる。それがこの本の出発点だ。

では、天才たちはどのようにイノベーションを成し遂げるのだろうか。そのプロセスを分析するために、著者は人間関係の基本である2人組に注目する。創造的な2人が出会って「クリエイティブ・ペア」を組み、関係が発展して、全盛期を謳歌し、突然あるいは必然的な幕切れを迎える。そんな「ペアの生涯」を6つのステップでたどりながら、創造性と人間関係のダイナミズムを描き出していく。

「孤高の天才」が神話だとしても、著者が選んだようなメジャーすぎる2人組には、やはり神秘性を感じずにいられない。それぞれのペアだけで本を1冊書けそうな、魅力的なエピソードも満載だ。しかし、いわゆる運命の出会いも、共通の人間や関心が仲介している場合が多い。奇跡や偶然だけでは行き詰まるだろう。クリエイティブ・ペアは、引き寄せられるのではなく、2人がそれぞれ出会いを引き寄せるとも言える。そして、出会いの先へと発展していくプロセス――「私」ではなく「私たち」として成長し、2人の周囲に人間関係のインフラが築かれていくプロセス――は、意外に地道で人間くさい。

創造やイノベーションの担い手である2人組を通して浮かび上がる人間関係の構図は、私たちの日常のさまざまな関係にもあてはまる。自分の人生を変えるような出会いを経験し、初対面で2人のあいだに火花が走るのが確かに見えて、その人といると1プラス1が無限大になるような力を感じる。そんな人間関係に誰でも憧れるだろうし、きっと経験したことがあるだろう。そんな出会いの意味を理解できれば、私たちの世界が広がるかもしれない。

POWERS OF TWO 二人で一人の天才 | ジョシュア・ウルフ・シェンク, Joshua Wolf Shenk, 矢羽野薫 |本 | 通販 | Amazon より抜粋

 まあ、こういう本でした。

 

著者の「ジョシュア・ウルフ・シェンクさん」もとても興味深い人物で。

著者について

ジョシュア・ウルフ・シェンク Joshua WolfShenk
キュレーター、エッセイスト、作家。精神衛生、歴史、現代政治・文化、創造性をテーマに講演・執筆。ニューヨーク・タイムズ、ニューヨーカー、GQなどに寄稿。一般の人々が体験談を語るストーリーテリングのイベント「モス」に立ち上げから関わる。また、心理学から創造性を研究する「アーツ・イン・マインド」を主宰。著書『リンカーン』(明石書店)は、ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストの年間ベストブックにノミネートされた。ロサンゼルス在住。

POWERS OF TWO 二人で一人の天才 | ジョシュア・ウルフ・シェンク, Joshua Wolf Shenk, 矢羽野薫 |本 | 通販 | Amazon より抜粋

こういう人物です。

※ 彼のエッセイを海外サイトで見つけましたので、そちらは明日にでも翻訳してご紹介したいと思います。

 

「面白そうっぷり」まで皆様にご紹介したいので、出版社のサイトから「目次」を引用させていただきます。

イントロダクション 1+1=無限大

第1部 邂逅
1. 「君を見ていると、チャーリー・マンガーを思い出す」――組み合わせと磁石
2. 双子より似ている双子――類似と相違
3. 2匹の子グマのように――2人のあいだに電気が走る

第2部 融合
4. プレゼンス→信用→信頼――融合の3段階
5. 信じる心――絆を深める最終段階
6. 「みんな消えちまえ!」――「私たち」の心理学
7. 「どんな力も私たちを分かつことはできない」――創造的な結婚

第3部 弁証
8. スポットライトと影――主演俳優と監督
9. ボケとツッコミ――液体と容器
10. ひらめきと努力――夢想家と実務家
11. 役割の交代――生成と共鳴
12. 「すべては対照的だ」――弁証の心理学
13. 心のなかの「他人」――創造的思考の対話

第4部 距離
14. 創造的な修道僧と結合体双生児――究極の距離
15. 「いつも相手を驚かせようとしていた」――多様な距離感
16. 「ないものを求める」――距離の欲情

第5部 絶頂
17. 最も親密な敵――創造的な企み
18. ルーク・スカイウォーカーハン・ソロ――クリエイティブ・ペアとコーペティション
19. 「誰だって力を手に入れたいさ」――明確な力と流動的な力
20. 「オーヴとやり合うのが好きなんだ」――対立
21. アルファとベータ――ヒッチコックのパラドクス
22. 「マッカートニー・レノンはどうかな?」――権力のダンス

第6部 中断
23. 「こんな状況はありえない」――揺さぶり
24. 成功のパラドクス――くさび
25. 修復不能――レノン・マッカートニーの別離
26. 終わりのないゲーム――レノン・マッカートニーは決裂したのか?

POWERS OF TWO 二人で一人の天才|書籍|英治出版 より抜粋

ね?面白そうでしょ?

 

私が過去に取り上げた話だと

kazzhirock.hatenablog.jpkazzhirock.hatenablog.jpkazzhirock.hatenablog.jpkazzhirock.hatenablog.jp

この辺りのお話も併せてお読みいただくと、より味わい深い読書体験ができるかもしれません。

 

実は、単に「本の紹介」をしたかったわけでなく。

 

本来であれば、今日は「ちょっとジャック・アタリの本でも読みたいな」と思い図書館に足を運んだわけです。

ジャック・アタリ: Jacques Attali1943年11月1日 - )は、フランス経済学者思想家作家、政治顧問。旧フランス領アルジェリアの首都アルジェ出身のユダヤ系フランス人ミッテラン政権以後、長きに渡り、仏政権の中枢で重要な役割を担った人物として知られ、つづくサルコジオランドマクロン大統領にも直接的な影響を与えており、フランスのみならず欧州を代表する知性のひとりと目されている。

1981年から1991年にかけてミッテラン大統領の顧問を務め、1991年~93年にかけて欧州復興開発銀行の最初の総裁となった。1997年、クロード・アレグル教育相の要請に応じ、高等教育学位制の改革を提案した。 2008年~10年、サルコジ政権下で「アタリ委員会フランス語版」として知られるフランス経済成長解放に関する超党派の政府委員会を率いた。オランド政権下ではポジティブ経済に関する委員会を組織し、44もの改革を提案した。マクロン大統領はアタリ委員会の報道官を務め、2010年3月、そのメンバーとなった[1]

新技術開発に取り組むヨーロッパのプログラムEUREKAを共同設立した。さらに非営利団体であるPlaNet Financeを設立、戦略、コーポレートファイナンスベンチャーキャピタルに関する国際コンサルタント会社Attali&Associates(A&A)の責任者でもある。芸術への高い関心からオルセー美術館の役員にも任命されている。

仏国内において経済、思想から伝記、小説、回顧録に至る幅広い著作で知られ、 『ノイズ──音楽・貨幣・雑音』、『アンチ・エコノミクス』、『2030年ジャック・アタリの未来予測(原題ーVivement après-demain)』など50冊以上もの本を出版している。日本では教養・思想面の著作翻訳が多く出版され、広く読者を得ている。

2009年、雑誌Foreign Policyは世界のグローバル思想家トップ100としてアタリを選出した[2]

ja.wikipedia.org より抜粋

この人の「未来予測」というのは大変に興味深く

※ 本当に単なる「予測」なのか?「予言」的なものなのか?はたまた「計画の開示」なのか?

2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

新世界秩序

ノイズ―― 音楽/貨幣/雑音 (始まりの本)

未来のために何をなすべきか?――積極的社会建設宣言

世界精神マルクス

まあ、この辺りを再読すれば「また『新たな視える方』でもしてくるのではないかな?」 と思ったわけです。

 

そんなわけで。

 

まっすぐに「お目当の本が置いてあるコーナー」に直行せず、書架の間を彷徨っている時に「先ほどの本」にであったわけです。

 

偶発性に期待をして「思わぬ出会い」を求めて、私はそのようにしています。

 

「野生の勘」なのでしょうか?

 

それとも「圧倒的な情報量を処理してきた結果」でしょうか?

 

「鼻が効く」としか言えないような?

 

「引き寄せられる」とでも言いましょうか?

 

「本が輝いて視える!」だと大袈裟で、「本が私を呼ぶ声が聞こえる!」まで言っちゃうと「かなりヤバい表現」なのでしょうが(笑)

 

「そうとしか言えないような感覚」がする時があるものです。

※ みなさんもありますよね?

 

私は昔「DJの真似事」のようなことをして遊んでいたので、よく「中古レコード屋」に入り浸っておりました。

 

「ネタを掘る」と言いますが、棚にビッシリと並べられた膨大なレコードの中から、限られた予算の中で(できるだけリーズナブルに)「自分好みの音楽」を「短時間で」見つけ出す行為を「音楽◯カたち」は日常的に繰り広げているものです。

www.youtube.com

※ ここまでやってる人(DJシャドウ)は、もはや異常です(笑)

 

「膨大な情報」を「できるだけ短時間で処理しようとする」こと。

 

「特定の(情報処理)回路」が脳内で形成されでもするのでしょうか?

 

「(光り輝く)道が見える」という表現も、あながち大袈裟ではないのかもしれません。


そうこうしているうちに、こっちがわざわざ探さないでも「あっちから面白いモノがやってくる」ことになるのかもしれませんね。

 

ああ、後。

 

レードを購入するときに、ジャケットのデザイン性で判断することを「ジャケ買い」などとも言いますが、これは本も同じこと(装丁買い?表紙買い?)ですね。

 

「ピンとこない」ものは「その時の自分が求めてはいない」のでしょう。

 

陰謀論系のサイト」とかもそうですが、書いてある内容自体が疑わしい(陳腐な)記事だったりするところは「だいたいダサい」です(偏見)

※ 「お前のブログは?」と言われたら耳が痛いですが(笑)

 

そんなわけで、ほとんど「今日の日記」的な更新でした。

 

一月も終わりですね。

 

二月もよろしくお願いいたします。

 

暖かくなってくれば、気温の関係でコロナ騒動も落ち着いてくることを願っています。

kazzhirock.hatenablog.jp

 

また。

 

www.youtube.com

人生はとても短いんだ
いがみ合ったりケンカしたり、そんな暇はないんだ、そうだろ?