ようこそ、みなさん。
今日はまた陰謀論界隈で「ホットな話題」になるかもしれないお話を。
※ えらく象徴的な写真だなぁ、と思ってよく見たら「フリーメイソンのマーク」まで
「計画書」とされるものの内容は内容コチラから。
いつものようにYouTubeを見てまして。
ある動画のコメント欄に面白い書き込めを見つけました。
「ガーナの大統領ナナ・アクフォードがついに真実を語った!」ですって?
※ 正しくは「ナナ・アクフォ=アド」さんでした。(2020/07/29 訂正)
個人的な経験としてですが「真実を語った!」という謳い文句ほどあてにならないものはないと思っています。
そういう系の謳い文句の情報を後になって見返してみれば「全然真実ちゃうかったやんけ!」という場合が多いからです。
そもそも「真実」って無数にありますからね。
「その人にとっての真実」でしかないわけで。
とりあえずそのコメントに貼ってあったリンク先の一つを見てみました。
私の心の声「あー...スピリチュアル系陰謀論者さんのブログかぁ...」
とはいえ、そこに書かれている「内容」こそ「自分で調べて判断すべきこと」です。
とりあえずそのブログで「ガーナの大統領がロックフェラー財団の計画書(とされるもの)を読み上げている動画」の存在を知りました。
動画はコチラ
www.youtube.com※ 「アフリカの指導者は最終的に拒否&アフリカのためのビル・ゲイツの致命的なワクチンを暴露する」
(上記の動画の「声の主はナナ・アクフォ・アド大統領ではないらしい」ことが判明しました。お詫び申し上げます。)
顛末はコチラから。
簡単に動画で語られている内容を箇条書きにすると
- ロックフェラー財団の作成した書類をある人物から入手した
- PDF形式でWebサイトにUPされている
- 「ロックフェラー・ロック・ステップ計画2010」
- 非常に致死率の低いウイルスを作る
- SARSとHIVのハイブリットを作る
- これはフォート・デリックのレベル4研究所で2008年から20013年にかけて研究されていた
- コロナウイルスはコウモリの間では簡単に広がる
- 人間ではそうならないのは何故か?
- 人間にコロナが広まりやすくなるようHIV(受容体)の遺伝子を組み込んだ
- バックアッププランとして、より致死率の高いウイルスも作成された(2015年頃、同じくフォート・デリックにて)
- 作成されたウイルスをカナダのウィニペグにある微生物研究所に移送する
- これを中国人が盗んだことにし、武漢の微生物研究所に持っていく
- メインシナリオは「自然発生したか中国が開発していたウイルスが事故で漏れてしまった」というもの
- 各組織(WHOなど)がパンデミックが起きた際に報道する
- このパンデミック騒動の間、彼ら(ロックフェラー財団)がシナリオに従い事態をコントロールする
- ワクチンの開発と資金の調達
- 世界的ワクチンアクションプラン(ビル・ゲイツの10年計画)
- ワクチン、検証、デジタルIDプロトコル教育を立ち上げ資金調達
- 委任成立後ワクチンプログラムを実施
- (仮説)「ロック・ステップ計画」と同様に「最終的な戦争ゲーム」として現実社会の練習としてワクチンをリリース
- タイムライン予測と成果を比較していく
- 2019年10月:ビル・ゲイツの「イベント201」開催
- 2019年11月:武漢の研究所からウイルスを発生させる(メインシナリオの通り)
- 感染力は低いが「ヒトヒト感染」するウイルスを世界に蔓延させる
- 各国がロックダウンする前に初期感染が十分広まるようにする
- ロックダウン発生後、国内でウイルスが広まることを継続させる
- 十分な感染者が発生しても隔離を強要せず、ゆっくりと広めていく
- 氏は数を古代に報道し、いかなる死因も全てコロナが原因であるかのように報道させる
- これにより「恐れと命令に従う」心理状態を最高に保つ
- いかなる死因あろうとも「コロナ陽性」の場合には、死因として「コロナ」で死亡したことにする
- 大衆をできるだけ長期にわたり隔離し経済を崩壊させる
- 市民を不安に陥らせ、食料品チェーンを崩壊させ深刻な食糧危機を作り出す
- 同時に「人々が交流しないことによってバクテリアを減らし」免疫力を低下させる
- 可能な治療法を攻撃し「ワクチンのみが有効な治療法」であると仕向ける
- 二週間おきにロックダウンを続け、大衆の怒りが反対デモに向かうように仕向ける
- 2020年6月:一度ロックダウンを解除し数週間解放する
- 2020年8〜9月:死者数を誇張し報道さえ、他の病死もコロナが死因と報告させる
- 何ヶ月も隔離状態にすることで大衆の免疫力を低下させる
- 2020年10〜11月:第二波の到来(政府を信用しない人による更なる反対運動の発生と暴動の激化)
- 「ほら言っただろ?まだ早すぎると言ったんだ。自由を求めた君たちのせいだ」と言い、隔離を強化し違反者には罰金を課す。
- 旅行は不可能
- 軍による大衆監視強化
- 食料やガスなどの不足により最低限の買い物しかできない(許認可制)
- フェーズ1:ロックダウンによる世界経済の崩壊
- フェーズ2:長期のロックダウンを実施(6ヶ月〜)
- 反対する者は「国家の敵」とみなしワクチンを強要する
- もしも大衆が従えば新しいシステムに突入する
- もしも大衆が反対すれば「SARS + HIV + MERS」のハイブリット兵器の投入
- 新しい経済システムの提案:マイクロソフトの特許番号「060606」
- 身体活動データを利用したシステム
- 新しい経済システムの実施:食料・水・住まいも武器となる
- 我々が望む方向通りに大衆が動けば、それらを得られるようにする
- 従わなければ必需品が得られず、さらに罰則を受けるようにする
これはあくまで「ガーナ大統領が語っていたこと」です。
実際の「報告書(とされるもの)にどう書いてあるのか」とは別です。
※ 大統領だから正しいとは限らない。
あ〜、なんか俺が知ってたことやら「こういうことだろうな?」と現実を分析しながら推測していた内容のオンパレード。
これから徐々に書いていく予定だったこと満載。
ただし、この計画書(とされるもの)の内容は「主にアメリカ合衆国向け」なのであります。
まぁ、アメリカがやれば「右に倣え」で多くの西側諸国は同じような対応に乗り出すでしょう。
そんなこんなを思いながら「ロックフェラー・ロック・ステップ計画 2010」をキーワードにして検索。
検索結果のTOPに表示されるのはコチラ
中身を確認すると...
私の心の声「あ〜...『ヤスの備忘録』の人が日本での言い出しっぺかぁ...」
※ 「ヤスの備忘録」も古くからある「スピリチュアル + 陰謀論」系のブログ
記事の中で
そうしたなか、「ロックフェラー財団」が「グローバル・ビジネス・ネットワーク」というグループを主催する未来学者、ピーター・シュワルツの協力で、2010年5月に出したレポートが注目されている。
そのレポートとは、「未来の技術と国際的発展に関するシナリオ(Scenarios for the Future of Technology and International Development)」という題名のものだ。53ページの文書だ。内容は、これからテクノロジーの発展がもたらす15年から20年後の社会変化を予測するものである。
と、記載されていることを確認。
というわけで「ピーター・シュワルツ」さんを先ずは調べてみることに。
※ なんか聞いてことある名前だなぁ?と思いつつ。
ピーター・シュワルツ(Peter Schwartz, 1946年 - )は、世界で最も有名な米国のフューチャリスト、イノベーター(流行#イノベーター理論を参照)、ビジネス戦略家、著述家。ロング・ナウ協会の理事。セールス・フォース.comの上級副社長(戦略計画担当)。本部をワシントンDCに置くアメリカ合衆国の安全保障問題を専門に扱うシンクタンク新アメリカ安全保障センターの理事。研究およぶシナリオは、エネルギー、環境、テクノロジー、テレレコミュニケーション、メディア、エンターテイメント、航空工学、国家安全保障など広範な分野をカバーする。[1]。
「ああ、セールスフォース関係か!」ということで納得。
※ 一応「IT関係の仕事」してたもので。
で、この人もやはり「切れ者」のなのは間違いなく
※ 「何をお前ごときが偉そうに!」ですね。(笑)
GBN
グローバル・ビジネス・ネットワーク(GBN)
設立から崩壊まで
1987年スチュアート・ブランド、ジェームズ・オグルビー、ネイピア・コリンズとともに、NGOや政府機関向けコンサルティング会社グローバル・ビジネス・ネットワーク(GBN)社を設立[5]。GBNの社長、会長を歴任。
グローバル・ビジネス・ネットワーク(GBN)は、2001年にモニター・グループに買収されたが、GBNは有名な組織として活動を続けた。しかし、2013年、モニター・グループがデロイト トウシュ トーマツに買収されたことに伴い、GBNは閉鎖された。ちなみに、シュワルツは、2011年にGBNを去っている。
活動内容
設立早々、世界的な大企業がGBNのAT&T、ベル・サウス、国際株式取引所などがGBNを在来型のコンサル会社として利用した。GBNは企業に閉鎖系のコンサル会社ではなく、開放系の情報収集・提供組織ろいうビジネスモデルを求めていた。会員企業が自らが他の会員企業と、各々の洞察や知識をやり取りする場を提供する組織になろうと欲していた。
世界経済のシナリオなどのシナリオ作成が主要な活動としたが、需要問題に関する会議を、世界各地で開催。会員はネットで結ばれ、様々なテーマについてネット会議で話し合った。会員にはプライベート調査レポート、シナリオ集、GBNブッククラブなどが送付される。また、コンサルティング、シナリオ作成、好みに合わせた学習機会などにアクセスできる。GBNのネットワークには、ビジネス組織に関する様々な分野の戦略家、識者と同様に、文化人類学、化学、生物学、音楽など様々な分野の専門家が含まれている。それによって、会員をドライビングフォースや不確実性を見出すのに役立て、未来についての代替的シナリオにまとめ上げることが可能になる。[6]。
シナリオ・プランニング
シュワルツの開発したシナリオ・プランニングは、ランド研究所が開発したデルファイ法のように一つの予測に収斂させるのではなく、複数(最低3つ)の起こりうる未来複数のシナリオを作成することを、その特徴とする。
情報の集め方
シュワルツは、未来を形成する力を発見するの役立つ情報が集まるようにGBNをデザインした。これもシュワルツの手法の特徴の一つである。これは、「未来を見つけたければ、従来の情報源に頼っていてはいけない」というピエール・ワックの考えを踏襲したものだ。
社会の変化を生み出す大きな力となる科学技術、社会認識をかえるような出来事(Perception Shaping Events)、民衆の感情を捉えた音楽、やがて主流になる可能性を秘めた非主流派(Fringes)などの変化の鼓動を肌で感じている「識者(Remarkable Peoples)」をネットワークしていった。[7]
「未来を見つけたければ、従来の情報源に頼っていてはいけない」
ほんと、そう思いますね。
「感性の鋭い少数の識者たち」をネットワーク化。
要するに「大衆に理解されない天才たち」ってのの力を結集させることほど強力なものはないでしょう。
とんねるずが昔言ってましたね?
「時代を先取るニューパワー」って。
※ 「古い」って?
そんなことはどうでもいいのですが、 確かにピータさんのwikiにも
報告書
- Peter Schwartz and Doug Randall, "An Abrupt Climate Change Scenario and Its Implications for United States National Security", 2003, the Pentagon
- Peter Schwarz and others, "The Logoc of Change−1995 GBN Scenario Book",1995,Global Business Network
- Peter Schwartz and Jay Ogilvy,"Plotting Your Scenarios", 2004, Global Business Network
- "Scenarios for the Future of Technology and International Development", 2010, The Rockefeller Foundation and Global Business Network
- Peter Schwartz and Doug Randall, "An Abrupt Climate Change Scenario and Its Implications for United States National Security", 2003, he Pentagon
- Peter Schwartz, "Learning from the Long Wiew",GBN 2011
とあります。
よく引用しといてなんなんですが。
「wikipedia」というのは編集可能です。
書いてあることが絶対に正しいわけでもないし、誰かの思惑込みで編集されている場合もあります。
あくまで「参考程度に」しておくべきものです。
というわけで「PDF形式でネットにUPされてる」ってガーナの大統領も言ってたし、その報告書(とされるもの)自体の名前もわかったし。
果たして、その報告書(とされるもの)は「本当にロックフェラー財団が作成したものなのか?」というところに焦点は移ってくるわけです。
「2010年5月に発表された」とありますので、ここはGoogle大先生でいつものように「日付を絞って」検索してみるわけです。
「2010/5/1〜2010/5/31」に絞って「"Scenarios for the Future of Technology and International Development"」と限定検索をしてみると...
結果、9件。
※ 実際の画面
最上位に表示される検索結果のリンク先から直接PDF形式でDLできます。
http://www.nommeraadio.ee/meedia/pdf/RRS/Rockefeller%20Foundation.pdf
さて、ここでもまだ気になる点があります。
「ロックフェラー財団自体のHPから過去はダウンロードできたのか?」
※ 確かにロックフェラー財団自体が作成したものなのか?
「DLできるサイトのドメイン、なんか変じゃね?」
この二点です。
まずは「ドメイン検索」してみます。
※ やり方とか興味ある人はググってください。
「http://www.nommeraadio.ee」はどこの国にあることになっているのか?
ほぉ?エストニアですって?
※ 一番下あたりに書いてあります。
まぁ「機密情報」の類ですしね。
そりゃよくわからん国とかに置いてあることもあるでしょう。
※ いろんな妨害から守るために。
ちなみに「ロックフェラー財団のHP」で検索してみたところ、HP上では見つけることができませんでした。
※ 実際の画面
Googleにはとても便利な機能がありまして。
「Google Scholar」っていうんですけど、これは「学術論文」に特化した検索サイトです。
そこで検索してみると「"Scenarios for the Future of Technology and International Development"が結構他の論文にも引用されてる」らしいことまではわかります。
※ 実際の画面
もっと深く調査しようと思えばできるんですが、これぐらいで「とりあえずロックフェラー財団が公式にリリースしたもの」であると考えることにします。
なんでここまで調べるのか?
これは私見ですが、なんというか「光を追い求める人は、自らの光を強く輝かせるために、より濃い闇を求めることがある」と思っているからです。
※ 時には「悪とするもの」を捏造してまで。
己の信じるものの正当性を主張したい(他者だけでなく、己にも)がために、過去に遡って資料まで捏造しているのかもしれません。
ガーナ大統領が語っていた内容。
そして私が知っていたことや推測していたこと。
実に多くの一致点がありました。
ただ、その「根拠とされている文書」の出所は?
そして「文章自体が捏造されていないかどうか?」は別の話です。
現在までに実際に起こったことに仮説を与え、さらに未来にも「悪い連中はこうしようとしてるんだ!悪だ!」という結論をもたらすような(捏造や願望を込めた)仮説を結びつけることもできます。
※ だから「スピリチュアル系の己を光の側と信じる人たち」は厄介です。
私は「陰謀論系の有名ブロガー」になりたいわけでも「スピリチュアル系の教祖的立場」に立ちたいわけでも「人類のただ一人の救世主」になりたいわけでもありません。
みなさんが「自分を自分の救世主とできるようになって欲しい」だけです。
というわけで、現在はDLしたPDFを和訳しながら読んでいます。
内容に関しては、おそらく次回。
EL NINO / SAKAMOTO vs FREEZ
www.youtube.com※ 世界一好きなプロデューサーであるOlive Oil。Freezのリリック最高。
Ryuichi Sakamoto / 1000 Knives(千のナイフ)
www.youtube.com※ ちなみに教授の名曲がサンプリング元。(この演奏の)
また。
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