ようこそ、みなさん。
はじめに
私はあまりテレビを(リアルタイムで)見ない生活をここ20年近く続けておりますが、家族が見ていると、どうしても「クイズ番組」やらを目にしてしまう時間というのがあります。
※ 東大卒業しといて、やってるのが「クイズ王」とか...
時間帯によっては、それが「ニュース番組」だったりするわけですが、ここ最近「やたらと東京などの大都市での新規感染者数」というものが報道されている機会が多くなっているように感じられます。
特にNHKなどは「注意喚起の意味もある」のでしょうが、かなりの頻度で報道しているようですね。
※ 「PCR検査に懐疑的な人」には、単なる「煽り」としか感じられないでしょうが。
「東京都」だけでの新規感染者報道を抜き出してみると
12/2 東京都:500人感染
www3.nhk.or.jp12/3 東京都:533人感染
12/4 東京都:449人感染
12/6 東京都:327人
こちらの「特設サイト」なども参考にされている方も多いのではないでしょうか?
新型コロナウイルス 感染者数やNHK最新ニュース|NHK特設サイト
私などは「新型つっても、元々は『従来のコロナウイルスが変異しただけ』なんだし、そりゃ寒くなりゃ『風邪と同じように』感染者が増えるのは自然でしょ~」と思うわけですが。
※ 「基本的性質」ってのが変化したわけでもないでしょうし。
あと、これまで「風邪」と呼ばれて来た病気の何割かは「(従来型の)コロナウイルスが原因」なわけですし。
コロナウイルス (15 %)[17][18]冬に感染しやすい。SARSやMERS、COVID-19の症候群は、風邪(普通感冒)とは区別される。
風邪 - Wikipedia より抜粋
少し前に見かけた記事ですが、あの「ゴールドマン・サックス」による調査で「新型コロナウイルスの感染数と気温には『反比例の関係』があるようだ」というニュースを翻訳してお届けしたいと思います。
それでは早速。
GOLDMAN PINPOINTS TEMPERATURE BELOW WHICH COVID-19 OUTBREAKS START TO ACCELERAT
ゴールドマンは、COVID-19のアウトブレイクが加速し始める温度を示しています。
ゴールドマン・サックスの研究者チームは、顧客への最近のメモの中で、気温を詳しく見て、気温と相関関係があるかどうかを調査した。おそらく驚くべきことではないが、チームは、確認された症例と温度の間に強い負の相関関係を発見し、後者の数(気温)が下がる一方で、前者(感染者)の数は上昇している。
ゴールドマンによってモデル化された回帰分析が示すように、夏と冬の間に適度な遅れを持って気温がさらに下がるほど、COVID-19の症例の急増はより極端になる。これはアメリカとヨーロッパの両方で当てはまる。
固定効果モデルを使用して、ゴールドマン・チームは他の要因を取り除いて、温度が症例の増加に与える影響を分離して明らかにしようとしました。
興味深いことに、アナリストの分析によると、州全体のポリシーと施行の違いに関係なく、気温の変化に伴って症例が増減し、ウイルスを制御するためのほとんどの努力に抵抗しているように見えました。
この概念はそれほど驚くべきことではありません。 他のほとんどのコロナウイルス(つまり、一般的な風邪)は、さまざまなインフルエンザ株とともに、気温と季節的影響(したがって「インフルエンザの季節」)の影響を強く受けます。
ゴールドマンが引用した医学文献は、季節性の傾向を2つの重要な方法で説明しています。「ホスト(宿主)」の屋内社会活動を増やし、免疫システムと一般的な健康への寒さの影響(個人をより脆弱にする)とともに、曝露を増やします。
ゴールドマンのアナリストチームは、これらのモデルを用いて、第1四半期から第4四半期にかけて欧米の経済が大幅に減速し、その後、新患数が減少し始める春先には景気が回復するとの予測を発表した。
(翻訳ここまで)
最後に
いかがでしたでしょうか?
まぁ、なんとなく「寒くなると風邪ひく人が増えるし、夏でもなんか『夏風邪』ひいちゃう人がいる」という「私たちがこれまで当たり前に体感してきたこと」が書いてあるだけのような気もします。
以前にもご紹介したことがあったと思いますが、このサイトで「毎日の国別での世界のコロナウイルス(COVID-19)症例数と死亡数を追跡する」ことができます。
ここで「Japan」で絞り込んでみると、12/12現在
コロナウイルスの症例報告:171,542 件
死亡:2,502 件
回復:145,014 件
日本におけるコロナウイルスの総症例数 ※線形スケール表示
毎日の新しい症例の増加
アクティブな症例数 ※現在感染している
総死亡者数 ※線形スケール
総死亡者数 ※線形スケール
一日あたりの死亡者数
新規感染数と新規回復数 ※緑が「新規回復」肌色が「新規感染」
日本における症例(回復したか死亡したか)結果 ※緑が「回復率」オレンジが「死亡率」
と、このようになっております。
12月11日時点で「回復率:98.30%」、つまり「死亡率:1.70%」となっており、この数値は「8月初頭からほとんど変わっていない」という状態です。
確かに、感染者の増加による「医療崩壊」は気にしなくてはいけないのでしょうが、いつまでも「感染者数」ばかり報道し続けるのはどうなんでしょうか?
※ だいたい「感染者」の中には「PCR検査で陽性になっただけの人」も含まれてるわけでしょ?
個人的には、ですが。
私は「生にしがみつく」よりも「一瞬を大事に」して生きていけるようになりたいなと思います。
また。
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