ようこそ、みなさん。
本日はタイトルにあります通りの内容を。
はじめに
私は割と早い段階で「こりゃ、なんかあるな?」と、今回の「パンデミック」とされる事象の発生段階から警戒をしていたことは過去記事でご紹介させていただきました。
2019年12月5日 - 香港、中国発の謎の病気への対応を強化
abcnews.go.com 中国では毎年のように「新たな感染症」が以前から発生しており、その度に「大流行するのか?」という懸念が報道されていたように思います。
パンデミックに関する問題は「いつ?」ではなく「どのウイルスが?」だったのだと思います。
※ やがてどれかは爆発的に流行するはずだったので。
COVID-19パンデミック年表 - 新型コロナウイルス感染症時系列まとめ(〜2019/12/31) - あなたがあなたの救世主
まぁ、「地球温暖化に伴い、これまで以上に様々なウイルスが発生する可能性がある」という「情報」は念頭にありましたし、そのほかにも色々思うところがありまして「こんなことも起こるだろうな」と警戒しておりました。
俗に「ビル・ゲイツ氏が過去にパンデミックを予言していた!」と現在では言われることになった、2015年のTEDトークを観る前からです。
この情報を知った時は「ああ、やっぱりね」程度にしか思いませんでした。
※ さすがにマスクの備蓄まではしませんでしたけども。
そんなわけで、本来このブログでは詳しいことを取り上げるつもりはなかったのですが、あまり表?のニュースで見聞きすることがない、世間では知られていなさそうな事柄をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
それは
これらの事柄に関してとなります。
やや「悲観的」な内容であり、「恐怖を煽ること」にも繋がりかねないのでご紹介することをためらっていたのですが、最後には「希望が見える内容」もありますので、どうぞ読んでくださるみなさまに「もうダメだ」とは思わないでいただければ幸いです。
新型コロナはHIVに近い?
上海・NYの研究チームからの報告
「新型コロナウイルスは、エイズHIVのように免疫系(免疫細胞)を攻撃するウイルスである可能性が高いのではないか?」という研究結果を上海・NYの研究チームが2020年4月に発表しています。
www.scmp.com※ 翻訳はしていません。
論文はコチラからご覧いただけます。
SARS-CoV-2はスパイク蛋白質を介した膜融合によりTリンパ球に感染する
SARS-CoV-2 infects T lymphocytes through its spike protein-mediated membrane fusion
簡単に要点だけかいつまんでご説明差し上げると、「T細胞」というのはウイルスなどの外敵(人体への侵入者)から「体を保護する免疫細胞」とされています。
ja.wikipedia.org「エイズHIV」は、その「T細胞を破壊する」とされています。
ja.wikipedia.orgちなみに、いまだにいらっしゃるかはわかりませんが「エイズ(AIDS)」と「HIV」は「違うもの」です。
HIVは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスの頭文字をとった略称です。
AIDSは、Acquired Immunodeficiency Syndrome(後天性免疫不全症候群)という病気の略称です。
HIVとAIDSは違う! より
「新型コロナウイルス」というウイルスには「HIVと同じくT細胞を攻撃する働きがある」という可能性が見出されています。
そして、新型コロナウイルスによる内蔵の損傷具合が「エイズの症例に似ている」という声もあります。
※ こういう報道もありますので、あまり不安に思いすぎないでくださいね。
ただ、コロナ19とHIVの一つの大きな違いは、HIVは他の細胞を感染させるため、より多くの自己複製をしてT細胞に浸透するが、コロナ19はそうではないという点だ。
インド工科大学からの報告
インド工科大学から、このような論文が一時提出されていました。
我々は、2019-nCoVに特有であり、他のコロナウイルスには存在しないスパイク糖タンパク質(S)に4つの挿入を発見した。重要なことに、4つの挿入物のすべてのアミノ酸残基は、HIV-1 gp120またはHIV-1 Gagに含まれるアミノ酸残基と同一性または類似性を有している。興味深いことに、挿入物は一次アミノ酸配列上で不連続であるにもかかわらず、2019-nCoVの3Dモデリングは、それらが受容体結合部位を構成するように収束することを示唆している。2019-nCoVの4つのユニークな挿入物の発見は、すべてがHIV-1の主要な構造タンパク質のアミノ酸残基と同一性/類似性を持っていることは、自然界では偶然ではないと考えられます。
実際のところ、新型コロナウイルスは「HIVなどの致命的なウイルスと類似の遺伝子配列を持っている」ため、論文では
2019-nCoVのSpikeタンパク質領域への挿入
2019-nCoVのSタンパク質はSARS GZ02と最も近い祖先を共有していることから、MultiAlinソフトウェアを用いてこれら2つのウイルスのスパイクタンパク質をコードする配列を比較した。
その結果、2019-nCoVのタンパク質に
「GTNGTKR」(IS1)
「HKNNKS」(IS2)
「HKNNKS」(IS3)
「QTNSPRRA」(IS4)
の4つの新規挿入を発見しました。
驚いたことに、これらの配列挿入はSARSのSタンパク質には見られなかっただけでなく、コロナウイルス科の他のメンバーにも見られませんでした。
このようなユニークな挿入が短期間で自然に獲得されたウイルスの可能性は極めて低いので、これは驚くべきことです。
と記載されていました。
裏読みすれば「この新型コロナウイルスは人為的に作られた」とも読めるわけですが、この論文は猛批判され、研究者たちはすぐに論文を撤回する事態になります。
そんなわけで、新型コロナウイルスは「今回のパンデミックが発生する以前から、静かに人間社会の中で広がっていたのでは?」と推測されています。
HIVウイルスとの違い
「人為的であるか?自然であるか?」の実情はハッキリとはしていませんが、共通点が存在すると思われる新型コロナウイルスとHIVウイルスには大きな違いがあるようです。
それは「潜伏期間の長さ」です。
一般的に、HIVウイルスに感染すると「数週間後に軽い症状(発熱・喉の腫れ・発疹)など」が出るだけで、その後ほとんどのHIV感染者には「5年ほど、何の症状も現れない」と言われます。
HIV感染者は一見健康そうに見えますし、本人も健康状態に異常を感じることもないが、無症状であろうとも「感染直後から他人に感染させる可能性がある」状態です。
5年ほどという長い潜伏期間でないにせよ、新型コロナウイルスとHIVウイルスが似ているのなら、新型コロナウイルス感染者が「無症状でも、感染直後から他人に感染させる可能性がある」ということの説明は容易につくかと思います。
あまりに「感染してすぐに致死率の高い症状が発生するウイルス」というのは、キャリア(感染者)がすぐに死亡してしまうので広範囲に広まることはありませんが、新型コロナウイルスは致死率が抑えられている分「長期間にわたり感染力を維持できる」と考えられるわけです。
急速に何十種類にも変異している?
致死率の「地域間格差」の存在
通常、ウイルスは「突然変異を繰り返すと、感染力は弱くなり、自然に沈静化していくことが多い」と考えられているわけですが、今回の新型コロナウイルスは「そうでもない」というのが、状況を複雑化させているようです。
新型コロナウイルスの致死率を見ていくと、地域間で差があるのですが、これは「地域間の医療格差」の問題であるだけでなく、そもそもの「その地域ごとに流行しているウイルスが違うから」だとも考えられます。
参考:人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移(2020/09/24現在 G20国版)
例えば「イギリスとドイツ」を比較すると、このような「致死率の差」がある。
変異株の違い
「NextStrain」というサイトが「ウイルスの突然変異状況」をゲノムデータで示してくれています。
※ 「NextStrain」について詳しくは下記リンク先から。
大まかに分けても「10種類ほど」に別れているのが分かるかと思います。
※ 画像はhttps://nextstrain.org/ncov/global?c=clade_membership より
一口に「新型コロナウイルス」と言っても、そもそもの発生源が違うようです。
ハッキリとしたことはまだ分かっていませんが、興味深いことに「東京型」や「埼玉型」の存在も示唆されていました。
※ 東京大学先端科学技術研究センターが「参議院予算委員会資料」として作成したPDFhのリンクはコチラから。
https://www.ric.u-tokyo.ac.jp/topics/2020/ig-20200716_1.pdf
「変異株の違い」によって、感染者の症状が「重篤化しやすいのか?比較的軽度で治癒するのか?」に違いがある可能性もあると思われます。
※ 「後遺症の内容」も変わってきたりするのかもしれません。
このように「突然変異によって種類が変わっていく」ので、一回治ったと思っても再度感染することは不思議ではなく、また、「新型コロナウイルスがT細胞を攻撃する」のならば「免疫が獲得しにくい」ので、簡単に再発してしまうことでしょう。
サイトカインストーム
免疫システムが過剰に反応し、ウイルスだけでなく健康な細胞を攻撃する反応を「サイトカイン・ストーム」と言います。
ja.wikipedia.org「武漢で突然人がバタバタと倒れている」というニュースを聞いた時に、私の頭に真っ先に浮かんだのが「サイトカイン・ストームが起こって突然倒れてるんじゃ?」ということでした。
現在では「健康だった人でも容態が急変して死亡する原因」として、この「サイトカイン・ストーム」ということが指摘されています。
私がこの言葉を知ったのは、以前も書かせていただいたかもしれませんがコチラの小説を通してでした。
簡単に内容をご紹介すると
あらすじ
箱根でジョギングをしていたはずの小田桐はふと気がつくと、どこだか解らない場所を集団で行進していた。そこは5分のずれで現れた『もう一つの日本』だった。『もう一つの日本』は地下に建設され、人口はたった26万人に激減していたが、第二次世界大戦終結後も民族の誇りを失わず、駐留している連合国軍を相手にゲリラ戦を繰り広げていた……。
ヒュウガ・ウイルス読み込まれた資料に基づく、かなり詳細なウイルス設定が終章の圧巻である。ただし、ウイルスの因子については架空の設定である。
あらすじ
UGに接触したCNN記者のキャサリン・コウリーは、UGの細菌戦特殊部隊への同行を求められる。その目的は、九州に存在する超高級リゾート地域『ビッグ・バン』の北にある村で発生した、奇妙な筋痙攣後に吐血して死ぬというウイルスの発生源を壊滅させる任務であった……。
という小説なのですが、私はこの小説を通して「DNA/RNA」であったり「サイトカイン・ストーム」であったりの「ウイルスに関係すること」を学んでいました。
「われわれはレトロウィルスのように救出作戦を遂行する、…ウィルスを擬人化してはいけない、しかし、その逆は有効だ」
- 5分後の世界2 ヒュウガウイルス P.57より
作中で語られるこのセリフが強烈に脳裏に残っています。
また、作者である村上龍本人も
アニミズム[ウィルスや細胞器官を擬人化してアニミズムに堕すること]は知と想像力の最大の敵だ」
- 5分後の世界2 ヒュウガウイルス (あとがき)
と語っていました。
※ 今だからこそ読まれることをお勧めします。
そんなわけで「コロナウイルスからの手紙」なるものが出現した時に、心底「ウンザリ」したのでした。
この小説では「向現」という架空の薬と、その薬を投与された人間の持つ「強烈な意思の力」がウイルスを克服するために必要なものとして描かれていたわけですが、どうやら私たちの現実社会にも「希望の光」は存在するようです。
コロナウイルスに効く成分?そしてアメリカが特許を取得?
希望の光
「希望の光が何か?」というと、現在までに判明しているのは「緑茶・海藻・海苔」などが「ウイルスの活性を抑える効果が極めて高い」ということが科学的に明らかになっているということです。
代表的な研究資料としては以下のものをご紹介しておきます。
海産フコイダン溶液はヒト気管支上皮細胞によるToll-like-receptor-3誘導性サイトカイン放出を抑制する。
A marine-sourced fucoidan solution inhibits Toll-like-receptor-3-induced cytokine release by human bronchial epithelial cells
Epigallocatechin gallate inhibits the HIV reverse transcription step
紅藻エキスは、エボラ、HIV、SARSおよびHCV(C型肝炎ウイルス)と戦う
他にも多くの研究成果を見つけることができるでしょう。
まとめると
- 緑茶=エピガロカテキンガレート(没食子酸エピガロカテキン)
- 海苔(紅藻類)=グリフィスシン(Griffithsin - Wikipedia)
- ワカメ・昆布など=フコイダン
などの成分が有効なようだということです。
私は「サイトカイン・ストーム」が発生した時に「いかにその威力を抑えるか?」を調べている時に「フコイダン」の存在を知り、かなり早い段階からサプリメントで補給をしていました。
※ 下記リンク先の「九州大学」との共同研究などの情報から
https://www.fucoidan-life.com/aboutus/collaborate/
「緑茶・海藻・海苔」など、これら全てを日常的に食べているのは?
そう、私たち「日本人だけ」と言えるかと思います。
そもそも、世界の多くの民族は「海藻類を食べる習慣がない」というか「海藻類を消化する腸内細菌を持っていない」とされます。
※ 加熱調理したものは消化できる場合があるとのこと。
海洋細菌から日本人腸内細菌への糖質活性酵素の移行
Transfer of carbohydrate-active enzymes from marine bacteria to Japanese gut microbiota
1918年にパンデミックを起こした「スペインかぜ」でも日本は比較的に「死者数の少ない国」として世界から不思議がられていたようです。
日本
日本では1918年(大正7年)4月、当時日本が統治していた台湾にて巡業していた真砂石などの大相撲力士3人が謎の感染症で急死。同年5月の夏場所では高熱などにより全休する力士が続出したため、世間では「相撲風邪」や「力士風邪」と呼んでいた[68]。
その後、1918年(大正7年)8月に日本上陸、同年10月に大流行が始まり、世界各地で「スパニッシュ・インフルエンザ」が流行していること[69]や、国内でも各都道府県の学校や病院を中心に多くの患者が発生していることが報じられた。第1回の大流行が1918年(大正7年)10月から1919年(大正8年)3月、第2回が1919年(大正8年)12月から1920年(大正9年)3月、第3回が1920年(大正9年)12月から1921年(大正10年)3月にかけてである[70]。
当時の人口5500万人に対し約2380万人(人口比:約43%)が感染、約39万人が死亡したとされる。有名人では1918年(大正7年)に島村抱月が、1919年(大正8年)に大山捨松、竹田宮恒久王、辰野金吾がスペインかぜにより死去している。
第1波の患者数・死亡者数が最も多い。第2波では患者数が減少する一方、致死率は上昇している。第3波の患者数・死亡者数は比較的少数であった。
その事実から、長年世界中でその原因を調査していたようなのですが、2003年にアメリカが「ある特許」を取得しています。
アメリカの取得した特許
その特許はコチラになります。
・特許番号 #US 8088729 B2
https://patentimages.storage.googleapis.com/e7/0e/80/8a1ccbc4c1c0ee/US8088729.pdf
ごく簡単にかいつまんでご説明差し上げると、この特許では「紅藻の抽出成分がエボラ出血熱、HIV、SARS、C型肝炎(CIV)と言った『RNAウイルス』に対して抵抗作用を持つ」ということです。
新型コロナウイルスも「RNAウイルス」なので、そのようなウイルスに対する特許を「アメリカ保険福祉局」が取得しているわけです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
結論すると「日本食、凄い!」ということなのですが(笑)
まぁ、こういう事実があるので「繋げようと思えば、色んな絵が描ける」とも思います。
ただ、今回のような「パンデミック」に関しては、私は「裏事情を探る」ことよりも「目の前に現れてくる現象に対して、いかに適切に対処できるのか?」という方がプライオリティーが高いのだと思っています。
そんなわけで「コロナウイルスは存在しない!」という主張であるとか、または「このパンデミックは計画されたもの(プランデミックだ)!」などという主張を詳しく追うつもりはありません。
確かに「恐怖を煽るために大袈裟に報道されている」という面があるのは強く感じます。
その狙いが何か?というのも、なんとなく察するところはあります。
新型コロナウイルスが収束するのか?
それとも、今後の私たちは継続的に付き合っていかなければならないのか?
それはわかりませんし、もっと考えれば「新型コロナウイルス以上に恐ろしいウイルス」というのが登場するかもしれません。
「心と身体は不可分なものである」と、私は考えています。
そのどちらもが健康的であること。
そのためには何をすべきか?
そちらにフォーカスしていた方が、よほど自分のためです。
また。
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