ようこそ、みなさん。
はじめに
今日は2020年12月21日。
「冬至」ですね。
先日の記事でご紹介した通りに「グレート・コンジャクション」(木星と土星の「見かけ上の」再接近)も本日発生します。
改めて、本日が持つ「意味」について考えてみたいと思います。
冬至
冬至(とうじ、英: winter solstice)は、二十四節気の第22。天文・平気法・周正では第1となり、暦法上は冬至で1年間の干支が切り替わる。北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短い。十一月中(旧暦11月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が270度のとき(黄道十二宮では磨羯宮の原点に相当)で12月22日ごろ。平気法は節気を冬至からの経過日数で定義するが、基点となる冬至は定気と同じ定義である。定気と平気で一致する唯一の節気である。暦ではそれが起こる日を冬至とするが、天文学においては、太陽の視黄経が270度となる瞬間を「冬至」と定義している。この場合、冬至の瞬間を含む日を冬至日(とうじび)と呼ぶ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小寒前日までである。
ja.wikipedia.org より抜粋
小寒(2021/01/06))大寒(2001/01/20)へと続きます。
冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」とも言われ、「隠極まりて陽となる」転換点の日であります。
1 《易(えき)で、陰暦10月に陰がきわまって11月の冬至に陽が初めて生じることから》陰暦11月。または、冬至。《季 冬》
2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。「一陽来復 の春」
3 悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。「一陽来復 を願う」kotobank.jp より
冬至:天文と歴史とトリビア
この記事を元に、さも「自分で調べた風に再構成して」書いても良いのですが(いや、ダメだろ)敬意を表して(実はめんどくさいだけ)まるまる引用させていただきます。
2009年の「ナショナルジオグラフィック」の記事になります。
※ (更に雑学が広がる)重要だと思われる単語にはWikiへのリンクを入れてます。
2009年12月21日は、北半球で冬が始まる日、すなわち冬至だ。冬至は地球の地軸が傾いているために起こる現象で、毎年12月21日前後は昼の時間が一年で最も短くなる。しかし、冬至は単なる天文学的な現象ではない。
人類は古くから、冬至を無数の文化的、宗教的な伝統行事と結びつけてきた。現代でも多くの国でホリデーシーズンが冬至の日をはさんでいるのは偶然ではない。
冬至の天文学的解説
冬至の日には、太陽が一年で最も地平線に近くなるため、日光の量も一年で最も少なくなる。だが、よい方に考えれば冬至を境に昼の時間は長くなり始める。そして夏至の日に最も長くなるというわけだ。
冬と夏の至点を表す英語“solstice”は、“太陽(sol)が静止している(sistere)”という意味のラテン語から来ている。夏至の後の数ヶ月の間、太陽が空に描く弧は少しずつ短く低くなる。そして冬至前後の数日間には、弧の変化がほとんど止まり、太陽が同じ場所から昇って同じ場所に沈んでいくように見える。もちろん冬至を過ぎれば、太陽が空に描く弧は少しずつ長く高くなり、夏至の日にそのピークを迎える。
太陽が至点に達する日は一年に2回ある(12月21日頃と6月21日頃)。これは、地球の地軸が太陽を回る軌道面に対して平均で23.5度傾いているためだ。季節の変化も、この地軸の傾きによって生じている。
一年のうち北半球が暖かくなる春から夏にかけての半年間、地球の北極点は太陽の方を向いている。逆に秋から冬の半年間、地球の“上”半分は太陽とは反対方向に傾いており、北半球が冬至を迎える日にはその角度が一年で最も大きくなる。
ただし、冬至は一年で最も“暗い”日ではあるが、最も寒い日というわけではない。海は暖まったり冷たくなったりするのに時間がかかるため、12月になっても海には夏の暖かさがまだいくらか残っている。そのため最も寒い日は冬至から1カ月半ほど遅れてやって来る。夏の暑さがピークを迎えるのが夏至ではなく、それから1~2カ月後の8月になるのも同じ理由だ。古代から存在する冬至の行事
いつの時代も人類は夏至を祝ってきたが、多くの場合、冬至を境に戻ってきた太陽の光に対する感謝が捧げられていた。
謎の多いアイルランドのニューグレンジ古墳など、有史以前に建設された巨大遺跡は、冬至の日の出に太陽の光がちょうど意図した位置に当たるように造られている。ja.wikipedia.org
北欧のゲルマン人は“ユール祭”で冬至を祝った。これは、クリスマス前夜にユールログと呼ばれる薪を燃やし続けるという現在も続く伝統行事の起源である。ユールログは、クリスマスに作られるケーキ“ブッシュ・ド・ノエル(クリスマスの薪)”にもその形を残している。ja.wikipedia.orgja.wikipedia.org
12月に1週間かけて農耕神サトゥルヌスを祭るローマの祝祭「サトゥルナリア」には、冬至を祝う儀式も含まれていた。また、ローマ人は古代ペルシャの光の神であるミトラを祭り、日が長くなり始める冬至を祝福した。ja.wikipedia.orgja.wikipedia.orgja.wikipedia.orgja.wikipedia.org
現在も、キリスト教以外の様々な宗教で冬至を祝う行事が、古代から伝わる作法に則って続けられている。
ジョージ・ワシントン大学の名誉教授で宗教学が専門のハリー・イェイド氏は次のように話す。「最近では環境問題への意識が高まるなかで、伝統的宗教が再び脚光を浴びつつある。これらの伝統的宗教は冬至に別の宗教的な意味を持たせることなく、冬至そのものを祝っている」。
冬至を祝う行事を現在も続けているのは、こうした伝統的宗教だけではない。マサチューセッツ州ウォータータウンを拠点に活動するレベルズ(Revels)という団体は、毎年様々に趣向を凝らした世界各地の伝統的な音楽と踊りで冬至を祝う「クリスマスレベルズ」の公演をアメリカ各地で行っている。
レベルズのアートディレクター、パトリック・スワンソン氏は次のように公演の意義を語る。「北半球のほとんどの地域に、冬至を祝う何らかの独自の習慣がある。冬至のお祝いのための伝統的な音楽や踊り、時には演劇などを見つけてくるのはこの上ない楽しみだ」。
もちろん名前を見てわかる通り、クリスマスレベルズは古くからの冬至の伝統とクリスマスとを融合したものだ。北半球の大部分の地域で、冬至を祝う行事に代わって行われるようになったのがクリスマスだった。冬至とクリスマスの関係
最初のクリスマス、つまりイエス・キリストが生まれた日がいつなのか、正確にはわかっていない。
ジョージ・ワシントン大学のイェイド氏は次のように説明する。「初期のキリスト教会では、十字架で刑死したキリストが生き返ったことを祝う復活祭(春分の日の直後に行われる)が暦の中心に据えられていた。聖書に描かれているキリストの復活だけでなくキリストの生誕も祝うべきだと考えられるようになった詳しい経緯はわかっていない」。ja.wikipedia.org
東方教会では伝統的に1月6日をクリスマスとしているが、西方教会ではこの日は、東方の三博士が幼いイエスを訪れたことを記念する“公現祭”とされている。キリストの受胎と刑死が同じ季節とされ、春に受胎すれば冬に生まれることになるため、冬のこの日が選ばれたのかもしれない。ja.wikipedia.orgja.wikipedia.orgja.wikipedia.orgja.wikipedia.orgja.wikipedia.org
しかし、クリスマスは伝統的な冬至の習慣とすぐに混ざり合った。イェイド氏によると、「クリスマスの祝祭が西方の地域に広まるにつれて、それまで冬至を祝っていた日にクリスマスの儀式が行われるようになり、西方教会では12月の冬至の日がクリスマスとなった」。
初期の教会の指導者は、旧来の冬至の習慣にキリスト教的な意味を加えて異教徒をキリスト教に惹きつけようとしたのである。「そして生まれた語呂合わせはとても興味深い。英語などいくつかの言語で、太陽(sun)の再生を、神の子(son)の誕生になぞらえるようになったのだ」。
文=Brian Handwerk
「かなり重要なことばかり」が書かれている、とてもコンパクトにまとめられた素晴らしい記事だと思います。
「現在も、キリスト教以外の様々な宗教で冬至を祝う行事が、古代から伝わる作法に則って続けられている。」という部分に関して補足するならば
メソポタミア文明のシュメールの人たちは、冬至の前後に「新年の祭」を開催していた(その後、バビロンやペルシャに引き継がれた)ようですし、中国には「冬至節」という「家族で集って団欒を楽しむ」行事が残っています。
もちろん、日本にも「カボチャを食べる」であったり「『ん』がつく食べ物を食べる」であったり「柚子湯に浸かる」であったり。
世界各国(北半球)のみなさんは、実に様々な過ごし方で「今日という1日」を過ごされていることでしょう。
最後に
さて。
「環境問題に対する意識」が高まり、そのことが「伝統宗教を復活」させ、世界各地の行事は「天体の運行」という「共通の真理」に基づいている...
「クリスマスの真相」が暴かれ、そして「キリスト教の特別性」は失われていく。
「ニューエイジ思想」や「スピリチュアリズム」や「ガイア思想」へと通じる何かしらを。
「SDGs」や「国連」や「NWO」や「グレートリセット」へと通じる何かしらを。
そして、ここ最近の「アメリカ大統領選挙などに伴う世界中の混乱」を。
そういったものを感じ取るのは私だけでしょうか?
「ある計画のようなもの」があるとします。
そして、それは「北半球に住んでいる(いた)」人々が立案したものだとします。
その人々は、太古の昔から「星空を見上げ」てきました。
そこに「意味」を「見出し」てきましたし、時には「付け加えて」もきました。
そうやって「占星術」的な「世界観」が構成されてきました。
おそらく、その「世界観」の中では、何百年も前から「ここ数日間(2020年の冬至周辺)」に「特別な意味」が与えられてきています。
※ 大きく言えば「復活」もしくは「生まれ変わり」
ここ数日間が「歴史の転換点」として設計されていますし、それは「新しい時代(水瓶座の時代)」への「ゲート(門)」だと考えられています。
ここ数日間に「合わせるように(逆算して)」様々な事態が発生するように「仕組まれてきた」としたら?
逆に、現在発生している「なんでこんなに重なるんだろう?」という「謎」は消えてしまいます。
※ 「謎を消してくれた仮説」というのは「未来を見通す手助けになる」かもしれません。
人間は「ある出来事」に「予め」でも「起こってから」でも「意味を与える」ことができます。
「特別な意味を与えるため」に、後から「特別な日」に「起こったことにされる」というのは「キリストの誕生が『冬至(付近)』とされた」という仕組みにも見ることができます。
※ 「遡って過去が決まる」とも言えます。
「ある特定の日(や期間)」に「意味を持たせようとする試み」を、人は「予言」や「計画」と呼ぶのかもしれません。
「過去も未来も『現在』が意味づけしている」だけなのかもしれません。
あなたは「どんな意味」を与えていますか?
私は、直近の楽しみである「クリスマス」には「恋人たちや家族が楽しいひと時を過ごす時間」以上の意味を与えていませんし、それだけでいいと考えてもいます。
※ 「それより素晴らしいこと」って、人間の営みにそうそうないはずですし。
「キリストの誕生を祝う」という「クリスマスの意味」から「キリストの誕生」を引き剥がして、単に「祝う」だけでいいですし、結果的に「そういう日として過ごしている」日本人というのは、改めて「なんだかんだ、色々凄い賢いというか、無頓着というか...(苦笑)」とも思います。
巷でよく言われる「宗教に寛容だったから」ってのは、ちょっと違うような気がしていて、そうなった原因は「受け入れるだけの知性があった」のではなかろうかな?と。
※ まぁ「八百万(やおろず)の神々が住まう島国」ですし、キリスト教の神も「『その中の一人(神)』として受け入れてる」とも言えるんでしょうが。
明日は、もう少し「オカルト/都市伝説/陰謀論」っぽくなりますが「スピリチュアル界隈から見た『水瓶座の時代』の意味」やら、それと「NWO(グレートリセット)との関係性」のことやらを書かせていただきたいと思います。
また。
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余談.
私、散々自分のこと「孤独な奴なんだよ!」とアピールさせてきていただきましたが(笑)
どうやら「孤独には良い効果もある」みたいです(笑)
※ 個人的には「もう孤独なのは嫌!」と思ってますけどね。
nazology.net創造力が向上した結果、妄想を撒き散らす結果になるのは避けたいとこですが。
追記. 17:30頃
私の住んでいる土地は「曇り」なので、どうやら「グレート・コンジャクション」を「肉眼で確認すること」は叶わないようです。
「Twtiterへの投稿(#グレートコンジャクション)」を楽しみに待ちましょうかね。