ようこそ、みなさん。
はじめに
先日、こんなニュースを見かけました。
「へぇ~1226年以来ってことは、約800年ぶりなのか!えらい天文ショーだなぁ~」と思い、大変に興味が沸きまして。
「この2つの惑星が並ぶ現象は、だいたい20年ごとに発生する。しかし今回のコンジャンクションは、2つの惑星が互いに非常に接近して見えるという理由で特別に珍しい」。ライス大学のパトリック・ハーティガン教授はそう解説する。木星と土星が夜空でこれほど近くに並んで見えるのは、1226年3月4日の夜明け前以来だという。
「最接近するのは21日夜で、二重惑星のように見え、間隔は満月の直径のわずか5分の1になる」「望遠鏡で見ると、この夜はそれぞれの惑星と最大の衛星が同じ視野に入る」(ハーティガン教授)
「コンジャクション...21日に最接近...なんか聞いたことあんなぁ...」と思っていましたら思い出しました。
「そうだ!『水瓶座の時代』(とされるもの)の幕開けやないか!」と。
※ いわゆる「スピリチュアル」な方面で話題のものですが。
水瓶座の時代
ザックリと「水瓶座の時代はどんな時代になるのか?」を説明すると
一言でいうと、支配からの解放の時代です。
水瓶座の名の通り「水を運ぶ人」は、富やチャンスを公平に分配する役割です。
全体に対する自分の役割を担う中で、自由な考え方が許されるような社会です。ルールが規定されているのではなく、自発的に自分の役割を見つけ、自由に動く中で秩序が生まれるという考え方です。
その秩序が守られている限りは他人にも自分にも寛容です。今度は、水瓶座の支配星は土星と天王星ということから「水瓶座の時代」を捉えてみましょう。
土星は公平さが厳しく求め、天王星は改革を表します。
つまり、役に立たない規則はどんどん置き換われます。たとえば、形骸化した集まりや慣習は「支配の時代」にはそれなりに意味があったのでしょうが、今後は意味有るものに置き換わるでしょう。
「風」という象徴もあることから、情報はスピーディに拡散されます。
悪事を秘密裏にはたらくことはできなくなります。以上をまとめると、このようになります。
グループの中の一部として自由に行動できることが重要視され、そこに喜びを感じるような社会になります。
グループがうまくいけば、誰の手柄でもいいという価値観になります。ですので、多くを持たなくても誰でもチャンスに恵まれるのです。
ここが「支配の時代」と大きな差です。このような価値観に社会全体が変わってくるわけですから、過去の考えに縛られると生きていく上で窮屈になってくるのです。
2016年の後半に不調を訴えたり、価値観の変化に戸惑ったり、なんとなくぼうっとしてしまうのは、まさにこの価値観の変化に対して無意識に違和感を感じていたからだともいえます。
世の中の人々は集合意識でつながっているわけですから、宇宙の法則の変化に敏感な人ほど、この時代の変化を察知していたのだと思います。
こんな時代だそうです。
※ 期待されている方も多いでしょう。
私は、基本的には「単なる星占い」は信じていません。
※ 星読み(読み手の解釈)次第で、実にバラバラな結果が出されるし、そこに「読み手の願望」が加算されるし。
もちろん「お釈迦様もイエス・キリストも『占いには近づくな!』的なことを仰られていたらしい」ということもあります。
あと、個人的に研究(?)してきた「スピリチュアル(業界)の目的のようなもの」(人類の方向付け)もあります。
過去に書いたコチラの記事の内容なども関係しています。
※ 未だに「検索から読んでいただくことが多い」のは驚きです(笑)
そのうちじっくり「水瓶座の時代」については書きたいと思っていますが、私のブログを熱心に読んでいただいている方には、次のキーワードだけでも「なんとなくの察し」はつくようになっておいででしょう。
「アリス・ベイリー」「神智学」「水瓶座の陰謀」「ニューエイジ思想」など。
※ 現代では、これらに付け加え「UFO」やら「アセンション」やら「光のなんちゃら連合」やら...
要するに「(現在において)自分を不幸だと感じている人に夢を与え利用したい」というような思惑が透けて見えると言いますか...
※ まぁ、夢は大事ですけどね。
まぁ個人的には、こんな時代が来てくれるのならば「願ったり叶ったり」ではありますけども。
※ ようやく「俺の時代」なのか?(笑)
パトリック・ハーティガン
最初にご紹介した記事で登場した「パトリック・ハーティガン」さんが気になって色々と調べていました。
ライス大学の公式ページ
Patrick M. Hartigan | The People of Rice | Rice University
ハーティガン博士は、降着円盤、恒星ジェット、衝撃波などの若い星に関連する現象や、若い星そのものの特徴を研究しています。ハッブル宇宙望遠鏡や地上望遠鏡を用いて、これらのデータと理論モデルを組み合わせて、銀河系の中で星がどのように形成されているのかを理解し、太陽系が誕生したときの状況を明らかにしています。
「いいなぁ。俺もこんな研究とかしてみたかったなぁ」と、思わず羨ましくなってしまうような経歴の方でした。
※ ハッブル望遠鏡とか、ちょっと使ってみたくありません?
で、さらに検索しているうちに「面白い記事」をまた見つけましたので、翻訳してご紹介したいと思います。
私は「星占い」にはあまり興味を持てないですが「天体の運行」やら「その影響」には「科学的な興味」があります。
※ 「太陽活動と人間の関係性」も、その中のひとつです。
それでは早速。
太陽回帰サイクルと小氷期
THE SOLAR RETROGRADE CYCLE AND LITTLE ICE AGES
木星と土星は、1226年以来見られない何かをしようとしています。
太陽系の2つの最大の惑星は、何百年もの間、天文学者を魅了してきました。しかし、ガスの巨人は今月末、中世以来見られなかった何かをするでしょう - 彼らは二重惑星のように見えるでしょう。
稀な出来事は、2020年12月21日の日没後、冬至の始まりです。
ライス大学の天文学者パトリック・ハーティガンは、「この2つの惑星のアラインメントは20年に1度程度の頻度で発生しますが、このコンジャンクションは非常に珍しいものです」と述べています。「夜空に見えるこれらの天体がより近くに見えるためには、1226年3月4日の夜明け前までさかのぼらなければならないでしょう。」
ロバート・フェリックス(Robert Felix)が著書「火によってではなく、氷によって(Not by Fire but by Ice)」で述べているように:
コロンビア大学のRhodes W. FairbridgeとJohn E. Sandersの研究によると、これらのアライメントは、太陽逆行サイクルとして知られているものを引き起こす。このサイクルは、太陽スピン率と太陽出力(太陽出力が急激に低下する)の両方の変化を伴う。主に土星と木星、逆行運動自体は、惑星の引力によって生成されます。土星と木星が太陽系の同じ象限にあるとき、彼らは太陽に大きな力を発揮する。サイクルは否定できない。「太陽の周期性は、今では生命の事実として考慮されなければならない」と二人の名誉教授は言いました。フェアブリッジとサンダースはともにコロンビア大学の地質学の名誉教授であった。二人とも地質学と天文学の分野で広く出版している)
以下は、太陽の逆行サイクルに関する「火によってではなく、氷によって(Not by Fire but by Ice)」からの長い抜粋です。
以前、1600年代初頭に始まった小氷期について触れました。私が言及しなかったことは、小氷期が周期的に繰り返されるということです。コロンビア大学のRhodes.W.FairbridgeとJohn.E.Sandersによる先駆的な研究によると、私たちの気候は、178.73(±0.27)年ごとに気温が下がり、湿度が高くなるという、頼りになる予測可能なサイクル - 暖かければ冷たく、寒ければ温かく - で振動しています。
太陽が逆行、または時計回りをすることでサイクルが発生します。太陽系の質量の中心を中心とした運動。
このサイクルは、太陽系の重心(中心)の周りの太陽の逆行性または時計回りの動きによって引き起こされます。 太陽逆行サイクルと呼ばれるこのサイクルには、太陽スピン速度と太陽出力の両方の変化が含まれます(太陽出力は急激に低下します)。 逆行運動自体は、惑星の引力によって生み出されます。 主に土星と木星。 土星と木星が両方とも太陽系の同じ象限にあるとき、それらは太陽により大きな引っ張りを及ぼします。 サイクルは否定できません。 「太陽の周期性は今や人生の事実であると考えられなければなりません」と2人の名誉教授は言いました。 (フェアブリッジとサンダースはどちらもコロンビア大学の地質学名誉教授でした。)二人はそれぞれ地質学と天文学の分野で幅広く出版している。
おそらく太陽逆行分野で最も重要な人物は、ドイツのヴァルトミュンヘンにある太陽活動のサイクル研究のためのシュロイター研究所の創設者である故Theodor Landscheidt博士であった。Landscheidt博士は1976年にその成果を発表し始めました。
地球上では、太陽の逆行サイクルが地磁気強度の変動を引き起こし、気候の急激な(そして極端な)変化を引き起こします。変化は非常に深刻であるため、サイクルの1ビートおき(約360年ごと)に、地球は小氷期に突入します。
このサイクルは何億年にもわたって地球を悩ませてきました。
「360年周期の小氷期サイクルは、ジュラ紀のモリソン塁層にはっきりと現れています」と、研究地質学者のジャック・ザウアーズ(Jack Sauers)は言います。「それはローマ帝国の崩壊と相関しています。それは、シュメール帝国の崩壊と相関しています。それは、オスマン帝国の崩壊と相関しています(チンギス・ハーンが北から掃き出したとき)。それはギリシャ帝国の崩壊と相関します。そして、それは今、いくつかの現代の帝国の崩壊と一致しています。」
残念ながら、小氷期サイクルの最後の拍動は、ほぼ正確に360年前に起こりました。「もしこのパターンが維持されるならば」フェアブリッジとサンダースは言いました 「もしこのパターンが維持されるならば、それに匹敵する小氷期が21世紀の初めに始まると予想されます」
でも待ってください。それはさらに悪化します。小氷期のサイクルを4倍にすると、1440年周期でさらに厳しい気候条件になります。グリーンランド氷床で発見されたこのサイクルは、1997年にPaul Mayewskiらによって報告された。(Journal of Geophysical Research, 30 Nov 1997)
1440年周期は、気候の「劇的で急速な」変化(ある地域では乾いていて、他の地域では湿っている)と世界的な氷河の拡大をもたらします。このサイクルは、海洋気候システムの内部振動に関係しているように見える、とマウェウスキーは言う(私は、地磁気の強さの変化によって引き起こされた、太陽の変化によって引き起こされた水中火山活動に起因すると考えている)。
その原因が何であれ、北大西洋の深海コアでは、同様の1440年周期が発見されている(Bond et al., Science, 14 Nov 1997)。Bond氏によると、我々の気候は約4200年前に寒冷な状態に突入したという。同様の減少は、約2800年前と1400年前にも起こっており、これは、あなたが推測したように、1400年サイクルの次の拍子が来ていることを意味します。
それだけでは足りないかのように、1440年周期に8を掛けると、11,520年となり、これは11,500年の氷期周期に近い。
だから、ここに座っています。179年の太陽逆行サイクルの次の拍子が予定されています。360年の小氷期サイクルの次の拍動が予定されています。1440年の氷河期サイクルの次の拍子が予定されている 11,500年氷期サイクルの次の周期が予定されている。10万年周期の氷期の次の周期が来る予定です。地球温暖化を心配していますか?
(翻訳ここまで)
さて。
文中に出てきました「Theodor Landscheidt」博士ですが、日本語の(外国語ででも、ですが)情報がほとんどなく、詳しいことはわかりませんでしたが、次のようなサイトに情報がある程度まとめられている様子です。
Papers by Dr Theodor Landscheidtlandscheidt.wordpress.com
これらのサイトにある情報も大変興味深いものでしたので、そのうちご紹介したいと思います。
最後に
「木星と土星が最接近する」という現象には「占星術的意味」も「スピリチュアル的意味」も「物理学(天文学)的意味」もあるので、このような「奇妙な(意味の)一致」が起こるのでしょうが、いずれにせよ、私たちは「ますます変化が激しくなる時代」にいるのは間違いがなさそうです。
そのとば口に立ち、これから起こるであろう変化の「意味を決める」のは我々しかいません。
何かと話題の「ビル・ゲイツ」さんが「世界の終末に備えて種子を保存している」のも、こういうことを事前に(かなり昔から)知っていたからかもしれません。
※ 私も20年ぐらい前から「なんとなく小氷河期が来るかも?」的な情報には触れていました。
確かに、小氷河期のような厳しい時代が来るのなら「奪い合いをしてる場合じゃない」ようなことになるでしょうし、「人類という種」が「種をつなぐため」には、様々な意味で「ダウンサイジング(「人口抑制」など含む)」をしていかないといけないことにもなりそうです。
どれほど科学技術が発達したと自惚れようとも、私たちは「宇宙的な変化」を人為的にもたらすことができるほどには発達していません。
「自然に謙虚に」とよく言いますが、それは「宇宙的な意味においても」そうあるべきだと考えます。
そのうち、私たちという「地球の意識」が具現化したともいえる「人類」は、その生命の種子を「宇宙にばらまく運命にある」と、私なんかは考えています。
※ ロマンティックすぎでしょうが(笑)
また。
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