ようこそ、みなさん。
本日は「人間活動と太陽の関係性」についてのお話をさせていただこうと思います。
当たり前すぎることを書きますが、私たちが住んでいるのは「地球」ですよね?
地球(ちきゅう、羅: Terra、英: Earth)は、人類など多くの生命体が生存する天体である[8]。太陽系にある惑星の1つ[8]。太陽から3番目に近く、表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、多様な生物が生存することを特徴とする惑星である[9]。
太陽系(たいようけい、英語: Solar System[注 2]、ラテン語: systema solare シュステーマ・ソーラーレ)とは、太陽および、その重力で周囲を直接的、あるいは間接的に公転する天体[注 3]から構成される惑星系である。おもに、現在確認されている8個の惑星[注 4]、5個の準惑星、それらを公転する衛星、そして多数の太陽系小天体などからなる[11]。間接的に太陽を公転している天体のうち衛星2つは、惑星ではもっとも小さい水星よりも直径が大きい[注 5]。
この辺りのことを疑いだすとキリがないので、とりあえずはこの前提でお話を進めさせていただきます。(笑)
私たちは「太陽を中心としたシステム」の中にいるわけです。
太陽(たいよう、英: Sun、羅: Sol)は、銀河系(天の川銀河)の恒星の一つである。人類が住む地球を含む太陽系の物理的中心[8]であり、太陽系の全質量の99.86%を占め、太陽系の全天体に重力の影響を与える[9]。
私は、究極的には「地球の問題は全てエネルギーの問題」だと考えています。
「エネルギー問題」と言っても、「地球の内部から湧き出る石油をめぐる争い」やら「原子力発電所の問題」であるとか、そういう意味ではありません。
植物は太陽からの光を受け取り光合成を行います。
植物を草食動物が食べ、草食動物を肉食動物が食べ、さらに人間が食べ。
ある意味では「太陽から地球に届いたエネルギーがカタチを変えながら循環している。」とは言えないでしょうか?
そのように「あまりにも重要な太陽という存在」が「人間の活動に影響していないはずがない!」とも感じるのです。
ロシア宇宙主義
ロシアという国は、なかなかに面白い国のようで。
「西洋のメインストリーム」とは、一味違った研究者がたくさん存在している国です。
ソ連時代は「共産主義」の国でしたので、そういうことで「資本主義の国々と同じことしててもしょうがない。」的な土壌があったのかもしれません。
「昆虫から反重力装置の原理を発見した」とされる「ヴィクトル・S・グレベニコフ教授」もロシアです。
※ この件については別で。
そんなロシアには「ロシア宇宙主義」と呼ばれる流れがありました。
ロシア宇宙主義(ロシア語:Русский космизм、英: Russian cosmism)は、19世紀後半から20世紀にかけて、ロシアで広汎な影響が見られた哲学的・宗教的・自然科学的・文学的思想の潮流である。ロシアでは単にкосмизм(宇宙主義)と呼ばれることもある。
代表的な「ロシア宇宙主義者」とされるのは
ニコライ・フョードロフ
(人間の不死や復活を提唱。)
ウラジーミル・ソロヴィヨフ
(哲学者・文明批評家・詩人)
コンスタンチン・ツィオルコフスキー
(宇宙開発や宇宙工学の理論面での先駆者。宇宙移民で人類が不死性を獲得すると信じていた。)
ウラジーミル・ヴェルナツキー
(人間という種は「生物圏」を越え「叡智圏、精神圏(ノウアスフィア)」というステージに進化するという理論を提唱した。)
セルゲイ・ブルガーコフ
(神学者・哲学者・経済学者)
パーヴェル・フロレンスキイ
(「ロシアのレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも呼ばれる天才)
などなどとされていますが、もうこの面子だけでも現在進行形の「トランスヒューマニズム」に通じる考え方があったりで、興味をそそられまくりです。
※ ちょこちょこ今後も触れていくと思います。
アレクサンドル・チジェフスキー
そんな「ロシア宇宙主義」の主要メンバーの一人とされ、wikiにも名前は載っているのに、個別の日本語版ページがない人がいます。
※ 英語版はあります。
その人の名は「アレクサンドル・チジェフスキー」
「人間活動と太陽の関係性」を研究した人物です。
アレクサンドル・レオニドヴィッチ・チジェフスキー
ロシア語 Алекса́ндре Лони́дович Чиже́вский(アレクサンドル・レオニドヴィッチ・チジェフスキー、Aleksandr Leonidovich Tchijevsky、1897年2月7日 - 1964年12月20日)は、ソビエト時代の学際的科学者であり、「ヘリオバイオロジー」(太陽が生物学に及ぼす影響の研究)や「エアロイオン化」(空気のイオン化が生物学的実体に及ぼす影響の研究)を創設した生物物理学者である[1]。 また、「コスモバイオロジー」(cosmo-biology)や生体リズム、血液学の研究でも知られている」[2]。
チシェフスキーは、11年周期の太陽サイクル、地球の気候、民族の集団活動を結びつけるために、歴史研究(ヒストリオメトリー)の手法を用いました。
嶋中雄二 / 太陽活動と景気
日本では嶋中雄二さんが出版された「太陽活動と景気」という本の中に「チジェフスキー博士」を取り上げた箇所があるようです。
もう少し英語版から引用させていただきます。
太陽黒点と質量励起性
チジェフスキーは、太陽黒点に関連した太陽フレアの結果として発生した地磁気嵐が、電気使用量、飛行機の墜落、疫病、バッタの蔓延などに影響を与えるだけでなく、人間の精神生活や活動にも影響を与えることを提唱した。
大気中のマイナスイオン化の増加は、人間の質量の興奮性を増加させた。
チジェフスキーは、人類の歴史は黒点活動の11年のピークによって影響を受け、人間が一揆、革命、内戦、国家間の戦争などを通じて、既存の不満や不満に基づいて一斉に行動するようになることを提唱した[6]。
彼は、紀元前500年から紀元後1922年までのロシアと他の71カ国の暴動、革命、戦い、戦争と比較しながら、黒点の記録(および近似記録)を分析しました(このプロセスは歴史学的に知られています)。(ヒストリオメトリーとして知られているプロセス。)
彼は、多くの人々を巻き込んだ最も重要な歴史的出来事として分類したもののかなりの割合が、黒点の最大値の周辺で発生していることを発見した。
周期研究財団の創設者であるエドワード・R・デューイは、1951年に彼のデータを分析し、財団の出版物の中で発表した。 7]
1971年の本でデューイは、チジェフスキーの11年周期の「4つの構成要素」とそのおおよその長さを説明した:
1)受動性と独裁的な支配によって特徴づけられる最小活動の3年の期間、
2)大衆が新しい指導者と1つのテーマの下で組織し始める2年の期間、
3)最大の興奮性、革命と戦争の3年の期間、
4)大衆が無気力になるまでの興奮性の漸減の3年の期間。
デューイはチジェフスキーのデータでは、黒点周期の高さが彼の「大衆の興奮度指数」[8]より1年ほど遅れていたので、チジェフスキーの理論に疑問を呈した。
1992年、動物・人間生理学の研究者であるArcady A. Putilov[9]は、ソビエトの歴史ハンドブックに記載されている事象を分析してチジェフスキー仮説を実証的に検証した論文を発表した。
プチロフは、革命を含む出来事の頻度と「極性」は、太陽周期が最大になる年に最も高く、最小になる前の年に最も低くなることを発見した[10]。
1996年には、心理学のSuitbert Ertel教授(ゲッティンゲン大学)が、CE 1700年から1985年の間の「下からの暴力のマスターインデックス」(MIVE)の統計分析を通じて、太陽活動と革命行動の間に「実質的な」関係があることを裏付けた[11]。
だそうです。
はてさて?
まさに「激動の時代」を私たちは生きているわけですが、世界中で起こっている様々な出来事は「太陽活動と無関係」なのでしょうか?
「人間の世の中」が「太陽活動に左右されている」としたら?
「こういう知識を事前に知っている者たち」によって、ある程度「方向性をコントロールされている」こともあるかもしれませんね?
チジェフスキーさんの理論が正解なのかも含めて、これからの私たちも「真の宇宙時代」と呼ぶべき時代に生きるべきではないでしょうか?
「人間活動と太陽の関係性」というのは、これからも注目していきたいと思います。
また。
Silent Poets / Another Trip from Sun
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