ようこそ、みなさん。
夜空、見上げてますか?
先日、ある方と「夜空を見上げること」について短くやり取りをさせていただきました。
そこで共通して再確認したのは「一体感」についてです。
何との?
まぁ、普通は「宇宙との」ということになるのですが、少なくとも私の場合は「言葉にならない何かしらとの」一体感だと思っています。
「零れ落ちそうなほどの」とか
「満天の」とか
「まるで宇宙の中に浮かんでいるような」とか
様々な「星空の様子の例え」というのはありますが、やはり言葉というのは不自由なものですので、どうしてもあの感覚「そのもの」を伝えきれるものではありません。
私がこれまでの人生の中で見た星空で、1番美しかったのは「福島県で見た星空」なのですが、あれほど美しい星空を私に見せてくれた土地にその後起こった出来事に、とてもやるせない気持ちになったものです。
ある時期、私は「写真を撮ること」に少し凝り出したことがあります。
※ iPhoneで、ですけど笑
ある日、旅先での思いつきで「iPhoneでどこまで星空をキレイに撮れるのか確かめてみよう!」となりまして。
ちょうど長野県にいたので「ここなら空気もキレイだし、山の方行けば撮れるっしょ!」と「美ヶ原」という標高2000mクラスの高原へ向かいました。
舐めていました。
防寒対策、ナシ。
テント、ナシ。
寝袋、ナシ。
宿の予約、ナシ。
山小屋、満員。
死ぬかと思いました。笑
しかしながら、圧倒的に素晴らしい星空を見ることができました。
一晩中、歯をガタガタさせながらですが。笑
今、私はとても美しい星空を見たいです。
いつもは独りでしたので、そろそろ「誰か」と見たいと思っています。
思い返せば、子供の頃。
友達たちと山の中でキャンプをしながら、地面に寝転んで星空を眺めていた記憶が蘇ります。
「あ!流れ星だ!」
「あれ?あれUFOじゃね?」
「人間て死んじゃったらどうなるのかなぁ?」
「怖くなるからやめて!」
などなど。
みんなでワイワイと語り明かしたものです。
大人になった今、とても話の合う人とそんな話をしながら、いつのまにか眠りについてしまえたら。
どんなに幸せなことかと思います。
これから、特に空気も澄んでくるので美しい星空に出会えることでしょう。
私たちは星の子です。
それを思い出してみるのも、いいかもしれません。
また。