あなたがあなたの救世主

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イギリス新国王???

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ようこそ、みなさん。

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またもや陰謀論界隈のお話です。


ある意味で「これから陰謀論関係の動画でよく出るようになるかもしれないホットな話題だよ!」の部類になる話です。
※ 全くお話にならなくて、話題にならないかもしれません(笑)

で、今回はその話題と絡めながら「私がこういう話題の信用性をどうやって調べてる?」のか、具体的な手順のお話などさせていただこうかなぁ、と思います。

ついでに以前ご紹介した「知能指数」のお話で登場した「システム1(直感)」と「システム2(論理)」の具体的な使い分け方も絡めつつ、リアルタイムに進めたいと思います。

以前は内容はコチラ。

kazzhirock.hatenablog.jp


みなさんは

 

イギリスに新しい国王が誕生したらしい!」という話題を見たことがありますか?

 

その名は

ジョセフ・グレゴリー・ハレットさん

 

との事です。

 

Step.1 先ずは「固有名詞」

「イギリスの新国王が〜」みたいなコメントを、最近チラホラ見るようになりました。

システム1(直感):ん?いつの間にチャールズに?飛ばしてウイリアム

システム2(論理):「エリザベス女王死去!」とか「生前退位!」なんてニュース、そもそも見た事ないぞ?どゆこと?検索してみよ!でも名前わかんね!

 

そんなわけで、まずはGoogle大先生に聞いてみることにします。

※ 個人的には最近は「DuckDuckGo」というサイトを使っていますが、ここではみなさんも多く使われているであろうGoogleで進めます。

 

Google大先生で「イギリス(半角スペース)新国王」と入力し検索したところ、検索結果の一番上に

 

英国の新しいに 会う - ジョセフ・グレゴリー・ハレットは ジョン3世 - part1エリザベス2世はすでに英国女王ではない。 いや、もとから偽者だった! ジョセフ・グレゴリー・ハレット "キング・ジョン3世"が 現在の英国のであることが明らかに。2020/06/05

イギリス新国王、ジョセフグレゴリーハレット氏を知ってますか ...

 という検索結果が表示されました。

 

検索結果の内容を眺めて見たところ、どうやらこの人物が話題の人のようです。


Step.2 固有名詞で検索検索ぅ〜♪

ここは最初から「システム2」さんの出番です。

最近話題になったばかりだし、検索してもどうせ大量のページは出ないでしょうが「検索ツールのオプション」から「期間:一年以内」を選んだ状態で人名で検索をかけます。

※  「"ジョセフグレゴリーハレット"」と「""」で囲んで検索する方法がオススメです。

www.lifehacker.j

 

さて、このブログを書いている現在(2020/06/19)時点での検索結果は動画も含めて33件。

システム1(直感):少なっ。

 

システム2(論理):全然信用性のない話題だな、現時点では。

 

Step.3 一番古いのどぉ〜れだっ?

情報の発信元」というのを私は非常に大事だと思っています。

 

色んな思惑があって発信されるのが情報ですし、その発信元の「過去に発信してきた情報の正確性」というのも重要です。

※ 最近だと「ファクトチェック(情報の真実性の検証)をやってるとこ自体が『フェイクニュースの発信元』になっていたり」しますしね。

もはや「ガチガチにシステム2(論理)モード」なので、システム1(感情)さんはお休みです。

 

どうやら「2020/5/21」にGoogleさんが検索結果に登録したのが一番古そうです。

※ 全件眺め回した結果、「5ちゃん」にもスレッドがありそうなことを確認。

 

とりあえずその一番古そうな情報を眺めてみると、どうやら「個人のFacebookが発信した情報を転載してる。」ということはわかりました。

 

本当はこの時点で、「発信者の個人について、どんな人なのか?」も確認したりします。

Facebook使いたくないけども。

 

さらに「書いてある内容自体」も読んでおきます。

 

システム1(直感):胡散臭すぎるぜ...

 

システム2(論理):個人が重要な情報を発信してる可能性もある。予断は許さない!

 

というような脳内一人芝居(軍隊風)をしながら、次のステップへ。

 

Step.4 拡散してるのだぁ〜れだっ?

まぁ、個人ブログで書かれた内容がYoutubeのコメント欄の「」になるってことは、当然「影響力がそこそこあるブログなりサイト」がその情報を拡散してるわけです。
Twitterでの拡散も「まずはブログから」だと思っています。

 

わずか33件の検索結果とはいえども「どれが人気ブログなのよっ!?」という気持ちにならないこともありません。

 

こういう類の話題に昔から興味がある方は、そっち系の大手(古参と言うべきか?)ブログの名前は何個かご存知かもしれません。

ご存知でない方は、何個かブログを確認して「記事の更新がいつからか?」を確認して見てください。

 

その上で、その「拡散してるブログなりサイト」が「過去に発信してきた情報は、今現在の自分から見て、ちゃんと現実で起こってる(既に起こった)ことと比べて、どう感じられるのか?」を検証してみてください。
※ この作業をすれば「あなたにとって信用できるソース」が見つかります。

 

Step.5 時代はYoutubeでしょ!

もちろん「Youtubeのコメント欄で話題になり始めた情報」なので、当然Youtubeにその話題に関する動画もあるでしょう。

検索結果一覧を「動画」にして検索し直すもよし、Youtube自体で検索するもよし。

 

で、ここでもやはり「一番古い情報」から内容を見てみます。

※ そのチャンネルが過去に配信している動画も一通りチェック。

www.youtube.com※ 日付も一番古そうだし、日本語字幕ついてるし、日本で拡散してるのはこの動画が原因でしょう。

 

さて、内容を見ながら

 

0:36

 

システム1(直感):待て待て、家系図盛りすぎだろ...

 

0:56

 

システム1(直感)疑惑の総合商社もビックリやで...

 

以下、総括

 

システム1(直感):そっかぁ...まぁ「キリストの子孫(聖杯)」いるって説も...

 

システム1(直感):お、おう...

 

システム1(直感):イヤイヤ、オバハン?「私がみつけたのよっ!」って言う前に

「その資料はどこで見つけたのか?」とかの説明しなはれや。

 

システム1(直感):検証できんやんけ。(されたら困るんやな。)

 
システム1(直感):こんなんでも信じる人いてるしな...

システム1(直感):さらに「個人の願望」が混ざって拡散されるやろなぁ...

 

システム1(直感):めんどくせぇ....

 

システム2(論理):動画で語られていた内容で「自分が調べたことない分野」については、自分なりに調べてみるんだ!わかったな!(サーイエッサー!

 

 

と、まぁここまで調べてきたことをリアルタイムで書いてみました(笑)

調べ方の参考になれば幸いです(笑)

自分で調べないで「○○○○○○って情報見たんですけど!」とか「コメント欄にいる詳しそうなだけの、どこの誰ともわからん人」に聞くだけだと、絶対騙されます。

 

ちなみに、検索結果眺めてる時点でわかったことは「どうやらこの話題、日本国内のQanon支持者も拡散してた」と言うことはわかりました。

 

Qanonに対しては、また書くかもしれません。

Never Mind The Bollocks / Sex Pistols

勝手にしやがれ!!

※ 全然関係ないけど「ボロックス!」と叫びたい気分なので。

また。

2020/06/19 06:19 追記

 

と、駆け足で「とりあえず日本語の情報」を調べてみたわけですが、どうやらもう少しキチンと調べた方が良さそう(英語圏の情報を調べると、思わぬ知識が手に入ったりするので)だし、日本語での情報も「誰がどう拡散させようとしてるのか?」とかを「時系列で把握」しておいた方が「見えてくるもの」がありそうです。

そんなわけですので、もう少し深掘りしつつ「関連する事柄」についても書いてみたいと思います。

また。

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