ようこそ、みなさん。
先日、ある方とやり取りをしてる中で「知能指数」の話題になりました。
いまいち「知能指数」ってなんなのか謎ですよね。
年齢とかでも変化するでしょうし。
知能指数が高いからって、社会で成功してるってわけでもなさそう。
※ 何を持って「成功」とするのか?にもよるんでしょうけど。
※ おっぱいの柔らかさを求める式を解いてるとこ(嘘)
世界一短いIQテスト
ネットには、こういう謳い文句でお手軽にテストできるのが転がっていますよね。
おまけに「世界一短い」とか、ちょっとやってみたくなっちゃいます。
※ Facebookでログインしてからやるような「性格診断」とか「テスト」系は要注意ですよ!
今日ご紹介する「世界一短いIQテスト」こと「認識力反射テスト(CRT:The Cognitive Reflection Test)」は、なんでも「2005年にマサチューセッツ工科大学のシェーン・フレドリック教授によって発見された」とのことです。
一流大学の約3000人にテストを行った所、17%の人しか3問全問正解ができなかったらしいです。
(残りの83%は間違えた激ムズ問題。)
さて、問題を解いてみませんか?
回答時間は各問題「10秒」です!
それでは、ハリキッて参りましょう!
ババンっ!
Q.1
バットとボールの合計は1ドル10セント。バットはボールよりも1ドル高いです。
では、ボールの値段はいくら?
Q.2
5台の機械は5分間で5個のおもちゃを作ることができます。
100台の機械が100個のおもちゃを作るのにかかる時間は何分でしょう?
Q.3
湖の上に、スイレンが浮かんでいます。毎日、スイレンの数は2倍に増えます。スイレンが湖全体を覆うのに48日かかります。
では、スイレンが湖半分を覆うのには何日かかる?
正解発表
ちゃんと10秒で答えましたかぁ?
ズルしませんでしたかぁ?
こっそり後ろから、あなたのこと見てましたよぉ?
※ ホラー。
A1. 10セント
A2. 100分
A3. 24日
と答えちゃった、あなた!
もしそうなら、冷静にもう一度考えて見てください!
答えがちな回答ですが、それは間違いです。
それでは、本当に正解です。
A.1:5セント
バットとボールの合計が1ドル10セントです。
バットはボールよりも1ドル高いので「1ドル10セント - 1 ドル = 10セント」で、この10セントをボール代だと思ってしまう人が多いようですが、それだと「10セント(ボール代) + 1ドル = 1ドル10セント(バット代)」で、バットとボールの合計が「1ドル20セント」になってしまいます。
「10セント」を2で割った「5セント」がボールの代金とすれば、「1ドル5セント(バット代) + 5セント(ボール代)= 1ドル10セント」になります。
A.2:5分
5個の部品を作るのに、5台の機械で5分かかるということは?
1台の機械で1個の部品を作っても、5分かかるのは変わりません。
100台の機械で100個の部品を作ったとしても、かかる時間は同じ5分となります。
A.3:47日
「毎日2倍」に増えるのだから?
「湖全体を覆う1日前」が「湖の半分を覆う日」です。
このテストは「直感的には正しく思えること」に対して「ちょっと待てよ?」と立ち止まって熟考できる能力はあるのか?ということを計るためのテストだそうです。
ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)など、アメリカの名門大学の学生3428人に対し同じテストを行ったところ、全問正解した学生はわずか17パーセントだったそうでなので、全問正解できなくても問題ナシ!
フレドリック教授によると、「人間の認知には直感的な「システム1」と、より慎重に物事を分析する「システム2」が具わっており、システム1に従うと、先述したよくある間違いを犯してしまう。」とのことです。
情報過多なこの時代、手に入れた情報をすぐに信じず一呼吸置いてから「これはどういうことなんだろう?」と「自分なりに考える時間を持つ」ことが大事ですね。
私は3問とも10秒以内正解でした。
(文字サイズ200%)
※ ワシってばアインシュタインの生まれ変わり(嘘です。)
では。
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