みなさん、ようこそ。
今日も軽く「都市伝説界隈」のお話を一席。
苫米地英人 / 洗脳
「最近はどんな感じでインターネットで洗脳してんのかなぁ?」と思いながら、都市伝説界隈のYoutube動画を見て回るのが楽しみの一つになりつつあります。
実に性格の悪いことだと、我ながら思います。(笑)
とある「都市伝説系Youtuber」さん(イルミナティの中の人設定)の動画で、仄めかし?というか、「そっちの暗号の一部はこんな風です。」という情報が公開され、お決まりの「なぞなぞ大会」が始まっていました。
「なぞなぞ」って楽しいですよね?
子供達が夢中になるのも、それはしょうがない。
おまけに「解けたら優越感得れる」もんね。
パチンコ屋さんで何万円も溶かすのと同じ原理。
チンパンジーに「このボタン押したら餌が出るよ!」と教え込んで、その後にボタン押しても餌が出ないようにしても、ずっと押し続けるのと同じ原理。(報酬系、ね。)
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まぢで?
「陰謀論」とか「都市伝説」の「構造自体」には興味があるけど、別にそこまで「暗号解読」とかには興味もないので今まで放置してたんですが、ちょっと気になったのでサクッとネットで「イルミナティ(スペース)暗号」とかで調べて、さらに「画像検索」してみたわけです。
あら不思議?その動画で使われた記号と同じような記号が書いてある画像がヒットしまして。(簡単かよ。)
で、その画像のページに行ってみると「イルミナティ暗号のフリーフォントです。」って...(バレバレやないかい。)
※ だいたい、本当の「機密情報」がネットに転がってるわきゃないでしょうに。
正確には経済学の用語だと思うのですが、私はこういうのを「情報の非対称性」と呼ぶことにしています。
情報の非対称性(じょうほうのひたいしょうせい、英: information asymmetry)は、市場における各取引主体が保有する情報に差があるときの、その不均等な情報構造である。「売り手」と「買い手」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有し、「買い手」はそれを知らないというように、双方で情報と知識の共有ができていない状態のことを指す。情報の非対称性があるとき、一般に市場の失敗が生じパレート効率的な結果が実現できなくなる。
ちょっと調べるのが上手な人なら、すぐにアクセスできるような類の情報でさえ、それをしない(できない)人からすれば「情報を持っている方が圧倒的に有利」な立場に立てる、という。
薮下史郎 / 非対称情報の経済学
特に思うのは、前回?もお話ししましたが「オカルト」です。
「隠されたもの」の中には「意図的に隠されたもの」も当然あるわけで。
どう考えたって、そのゲームをやっているうちは「隠した方が強い」に決まっているわけです。
そんなゲームは、さっさと止めるのが一番。
だけども、これまた人間の心理ってやつの面白いところで。
Twitterはじめました。
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「この動画で使われてる暗号のフリーフォントはココにあるよ。」ってコメントしてみても、そのコメントには「いいね」というのがつかないわけです。
こちらからすると「よかったね、これで今後の動画に使われる暗号も解読できるね。」と思ってコメントしてみたところで、その動画を楽しんでる人々からすれば「余計なことすんな。すぐ解ける謎だとつまらんだろ!」ということなのでしょう。
実に謎です。(いや、わかるけども。)
「性善説」か「性悪説」ならば、どちらかと言えば「性善説寄り」に傾きたいとは思う気持ちがありますが、やはり「ずる賢い人間」がこういうテクニックを利用して「心根が素直な人たち」を騙し続ける時代はまだまだ続くでしょう。
そういう意味では、「俺、実際やろうと思えばとんでもなく狡猾なことできるしなぁ。」というタイプの人間は、まだまだ必要なのでしょう。
とんでもなく賢くて、とんでもなく悪だくみができるタイプなのに、かっこ悪いからそれやんない!
ていうノリも大事だと思う今日この頃です。
また。
ちなみに、これが「イルミナティの暗号」らしいです。
※ ググったら出てくる画像なんで、これが「本当に使われてるか?」は知りません。
というか、実際あまり興味はありません。イルミナティが「完全な悪者」とも思ってないし。