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「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」と「映画:マトリックス」と「今回のアメリカのデモ」と

Hatena Feedly

みなさん、ようこそ。

 「映画:マトリックス」について「新作の撮影にも入ったみたいなので、公開される前に振り返っておこうかなぁ。」と色々考えてたのですが、とんでもなく長くなりそうなので少し関連することのお話から先に。

 

 「Rage Against the Machine

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 ※ パフォーマンス中のレイジ

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンRage Against the Machine)は、アメリカ合衆国ロックバンド1990年カリフォルニア州ロサンゼルスで結成された。英語圏ではRATM、日本においてはレイジという略称で呼ばれる。

レッド・ツェッペリンパブリック・エナミーの融合」と呼ばれる特徴的なサウンドと、マルコムXチェ・ゲバラマーチン・ルーサー・キング・ジュニアなどから思想的影響を受けた政治メッセージを持つ歌詞が特徴。彼らのライヴにおいてはしばしばゲバラ肖像画が掲げられ、アンプの前などに星条旗が逆さまに吊るされた。また、ムミア・アブ=ジャマールの釈放を求めたり、無料の反戦コンサートを開いたりする[3]など、音楽の枠にとどまらず実際に政治活動も行っている。

2000年に解散したが、2007年に再結成し、2011年のライブ以降は再び活動を休止している(2018年現在)。

 

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン - Wikipedia より

 

直訳すると「機械に対する怒りの反抗」ですかね?

 

日本では「レイジ」と訳する人が多いように思います。

※ 「レイジ」と聞いて、「中川家の弟の方」を思い浮かべる人は正常です。

 

今日は小ネタ的なお話なので、サクサク行きます。

 

「レイジ」と「映画:マトリックス

「映画:マトリックス」シリーズにおいて、「レイジ」の楽曲が2曲使われておりまして、非常に映画との関連性が高いバンドであると言えます。

 

使われている楽曲はコチラ。

 

Rage Against the Machine / Wake Up

Wake Up

Wake Up

  • provided courtesy of iTunes

 1999年に公開された、「マトリックス」の一作目のエンディングに使用された曲。

 

 Rage Against the Machine / Calm Like a Bomb

Calm Like a Bomb

Calm Like a Bomb

  • provided courtesy of iTunes

 「マトリックス」の続編である二作目の「マトリックス:リローデッド」のエンディングに使用された曲。

 

「今回のアメリカのデモと」

今回のアメリカの「デモ」と、それに付随する「暴動」について書き出すと、それはそれで長くなるのでまた別にしたいと思います。

 

デモ」と「暴動」は「それぞれ別のレイヤー」に分けて考えないとゴチャゴチャになりますし、そうしないと「デモを利用して大衆を扇動したとされる勢力」の存在についても見誤ると思います。

 

で、ここからはもっと「根本的な問題について思った内容」になります。

 

Rage Against the Machine / Rage Against the Machine

RAGE AGAINST THE MACHINE

 

先ほどご紹介した「Wake Up」という楽曲が収録されている「レイジのファーストアルバム」のジャケットは、「僧侶が自らに火をつけた現場の写真」です。

この僧侶の名前はティック・クアン・ドック

 

彼は「何故、このようなことをしたのか?」については次の通りです。

1963年6月11日、当時の南ベトナムゴ・ディン・ジエム政権が行っていた仏教徒に対する高圧的な政策に抗議するため、サイゴン(現・ホーチミン市)のカンボジア大使館前で自らガソリンをかぶって焼身自殺した。

彼は支援者たちが拝跪する中、燃え上がる炎の中でも蓮華坐を続け、絶命するまでその姿を崩さなかった。その衝撃的な姿がカメラを通じて世界中に放映され、ベトナム国内だけでなく国際世論に大きな影響を与えることとなった。

 

ティック・クアン・ドック - Wikipedia より

 

さて、ここで私はこう思うのです。(主に「デモ」よりも「暴動」についてですが。)

 

何かについて抗議の意思を表明するのに、他者を暴力的に攻撃することは、果たして正しいのだろうか?と。

 

結局のところ、そのような行動は「憎しみの連鎖」を断ち切ることには繋がらないのではないでしょうか?

レイジの音楽」は確かに「怒り」と強く結びついています。

 

そして「暴力」もまた、強く「怒り」と結びついています。

しかし、単純に「怒り」は「暴力」としか結びつかないのでしょうか?

仏教では「怒り」とは「煩悩」であり、それは「捨て去るべきもの」とされます。

 

しかし私たちは「人間」なので、どうしても「完全に怒りを捨て去る」ことは難しいでしょう。


僧侶であるティック・クアン・ドックは「自らの身体」を焼きました。

彼にも「捨て去ることができなかった怒り」があったのでしょう。

ならばせめて、その「捨てされぬ怒り」を「別の方法で表す方法」を後の世に伝えようとしたのではないでしょうか?

※ どのような種類の「煩悩」であろうと、その「正しい表現方法」を知ることで「正しい行動の原動力」とすることができると、私は考えています。

憎しみの連鎖」を断ち切る方法として。

彼の「死に様」は今でも多くの人たちに、様々なメッセージを語り続けています。

死に様とは生き様である。と言います。

私は決して「彼が無駄に死んだ。」とは思いません。

 

彼もまた、永遠に生き続けている。のではないでしょうか?

皆さんは、どう思われますか?

 

Rage Against the Machine / Guerrilla Radio

www.youtube.com

 

また。

 

 



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