ようこそ、みなさん。
はじめに
昨日「トランプ大統領がノーベル賞にノミネートされた」ニュースを速報で書かせていただきました。
kazzhirock.hatenablog.jpトランプさんもどうやら「大喜び」してらっしゃるようです。www.msn.com
Trump nominated for Nobel Peace Prize following Israel-UAE accord https://t.co/hYElcJX9j6 via @nypost
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2020年9月9日
※ よっぽど嬉しかったんでしょうね、自分で宣伝してるし。
過去には「俺がもらってないの、おかしくね？」と言ってみたりwww.afpbb.com
「ダチのシンゾーから推薦してもらったよぉ、へへへ」と自慢してみたり。
toyokeizai.net「この時点（ノミネートされただけ）で、大統領選はトランプさんにかなり有利になるのかな？」と気になったのでニュースを見ていたのですが、一つ気になるものがありました。
American Thinker
American Thinkerは、アメリカの政治、外交政策、国家安全保障、イスラエル、経済、外交、文化、軍事戦略を保守的な視点で扱っている毎日のオンラインマガジンです。
こういうオンラインマガジンがあるのですが、そちらの記事になります。
簡単に翻訳させていただきます。
アラブ連盟はトランプ氏にノーベル平和賞を与えようとしているようです。
The Arab League seems determined to get Trump that Nobel Peace Prize
By Andrea Widburg
2009年、ノーベル委員会はオバマ氏に平和的な行動を促すために、ノーベル平和賞を授与することを決定した。無人機を使って民間人を殺し、リビアで戦争を起こして地獄のような場所にし、ISISが埋めた中東の空洞を作り、イランの緑の革命の支援に失敗し、悲惨で致命的な「アラブの春」を受動的に主宰したのだから。
2021年には、しかし、委員会はそれの前に、本当に世界に平和をもたらすように見える1人の男の選択を持っています。ドナルド・トランプは、イスラエルのUAEの認識を交渉し、ほぼ30年で中東の平和に向けた最初の重要なステップ。Christian Tybrng-Gjedde氏が、その交渉での彼の役割のためにトランプ氏を指名したのも不思議ではない。
主流メディアはすでに、Christian Tybrng-Gjedde氏が "極右 "であることを誰もが知るようにして、トランプ氏のチャンスを潰すために最善を尽くしています。
CBS: 極右ノルウェーの法律家は水曜日、中東での努力を称えてドナルド・トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦したと述べた。
MSN/The Guardian: ノルウェーの極右議員が、イスラエルとアラブ首長国連邦の関係正常化における彼の役割を挙げて、ドナルド・トランプ氏を２度目のノーベル平和賞に推薦した。
Yahoo/The Weekは、全体的な考えを否定するために、余分なマイルを行った。
トランプ大統領のノーベル平和賞指名は、彼が言っているほど大したことではありません。
水曜日、ノルウェーの極右政治家Christian Tybrng-Gjedde氏は、「国家間の平和の創造」、特に中東での活動が明らかなトランプ氏をノーベル平和賞にノミネートすると発表した。トランプ氏の最大の支持者とトランプ氏自身はすぐに指名を祝い始め、Christian Tybrng-Gjedde氏は2018年にもトランプ氏の名前をリストに載せており、他の何百人もの候補者のうちの1人が実際に勝つ可能性が高いことを忘れているかのようだ。
ヒトラーは極左の社会主義者であったにもかかわらず、メディアがトランプとヒトラーをChristian Tybrng-Gjeddeで結びつけようとしているのは明らかです。彼らは、ヒトラーがイスラエルとアラブの国との間の和平協定を仲介することはなかっただろうということを理解していないようだ。
これらすべての左翼のアウトレットにとって問題なのは、アラブ諸国がイスラエル・アラブ首長国連邦条約が重要な結果を伴わない単なる鳩笛であることに同意していないように見えることだ。水曜日、アラブ連盟は、パレスチナ人が協定を否定しようとしたとき、パレスチナ人の側につくことを拒否した。
アラブ連盟は水曜日、イスラエルとアラブ首長国連邦の間の正常化取引を非難したであろうパレスチナ自治政府（PA）によって提案された決議案を通過させることができなかった、とTimes of Israelは報じている。
"3時間の議論の後、いくつかのアラブ諸国は、アラブの決定を放棄するために[UAE]を非難する声明を含めることを拒否した。さらに、アラブ連盟のムハナド・アル・アクロークPA代表は、マアン通信に語ったと引用されているように、UAE、米国、イスラエルの間の「三国間協定を議論した条項を削除した」
アラブ連盟の高官フッサム・ザキ氏は、「この点についての議論は真剣かつ包括的だった。しかし、それはパレスチナ人によって提案された決議をめぐる合意には至らなかった」と述べた。
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アラブ連盟がイスラエル・アラブ首長国連邦（UAE）との取引を非難することは、エジプトやバーレーンなどいくつかのアラブ諸国が公然と、あるいは暗黙の支持を表明しているため、最初からあり得ないと思われていた。
トランプ氏は、ほとんどの人が気付いている以上に並外れたことをした：彼は典型的な物々交換スタイルの交渉をスキップした。その代わりに、彼はパレスチナ人を疎外した。
ホワイトハウスに来て以来、パレスチナ人が渋るたびに、テーブルの上でより多くを投げる代わりに、トランプ氏はテーブルからより多くを取った。彼らはエルサレムを失い、ゴラン高原を失ったが、世界は終わらなかった、と勝者が好きなアラブ人は、（我々は皆がそうであるように）、彼らは長い間トラブルメーカーとして軽蔑してきたパレスチナ人を見て、考えた。「あなた達は過去だ」と。
それが平和の起こり方であり、トランプ氏が受賞に値する理由でもある。
まぁ、確かにパレスチナを「あなた達は過去だ」扱いはしていますね。
「陰謀モード」で考えなくても、これは俗にいう「グレーター・イスラエル計画」へ繋がるのでしょう。
あと、メディアが「ヒトラーとトランプを結びつけて考えさせようとしている」ことについては過去にこちらの記事に書かせていただきました「アナロジー乱用」というテクニックです。
「グレーター・イスラエル計画」のお話はそのうち詳しく。
また。
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