ようこそ、みなさん。
今日も今日とて、少しとっちらかったお話を。
ガイアの法則
私がブログを書き出すキッカケを与えてくださったYouTubeチャンネルである「歴史未来ラボ」さんに新しい動画が上がっておりました。
「お〜、そろそろ来ると思ってましたよ〜」と思いつつ拝見しました。
※ 次回に続くそうなので、お楽しみに。
「ガイアの法則」の詳しい説明に関しては動画にお譲りするとして、ざっとここでは上辺だけを。
ざっくり説明すると
「地球の文明には生と死(繁栄と衰退)の法則があり、それは1611年を一つの単位として22.5度ずつスピンしている」というものです。
西洋文明は22.5度ずつ文明の中心地を西へ移動、東洋文明は22.5度ずつ文明の中心地を東へ移動。
世間では「トンデモ理論」の部類に入れられてしまう理論かもしれませんが、歳差運動のことなどを考える時、私は「実際、あり得るな」と思う法則性です。
まして「世界史の大きな流れを3Dで把握してる人」なら余計にそう思われるのではないでしょうか?
年表だけ丸暗記してるわけではなく、ちゃんと世界地図上(できれば地球儀とリンクさせて)で把握している人ならば。
※ 「地理」と「世界史」と「日本史」は「ひとつのジャンル」に統一しては?
ガイアの法則 / 千賀一生
千賀一生さんの著書「ガイアの法則」で有名になった理論ですが、もともとは「村山節(むらやまみさお:1911年〜2002年)」さんが提唱された考え方です。
文明法則史学とは、人類の文明史すべてを研究対象とし、古今東西の歴史が示す盛衰パターンの共通性を明らかにしようとする歴史学である。
日本の文明研究家 村山節(むらやま みさお 1911年~2002年)は、目盛間隔を一定にとった世界史年表を作成する過程で、様々な地域・ 時代の歴史に共通する二層の盛衰パターンを発見した。文明法則史学はこの村山の発見に始まる。
ここのHPで公開されている内容を読んでいるだけでも面白いです。
私は歴史未来ラボさんの動画には必ずと言っていいほどコメントしておりますが、他の方のコメント内容からも非常に多くの気付きを与えていただいております。
今回の動画のコメントを眺めながら、こんなことを思いました。
「あ〜、『文明』と『文化』って、どう違うのかイマイチみんな(俺含め)わかってないよなぁ」と。
「文明」と「文化」の違い
文明(ぶんめい、仏: civilisation、ラテン語: civilizatio ufuvkは、人間が作り出した高度な文化あるいは社会を包括的に指す。
文化(ぶんか、ラテン語: cultura)にはいくつかの定義が存在するが、総じていうと人間が社会の構成員として獲得する多数の振る舞いの全体のことである。社会組織(年齢別グループ、地域社会、血縁組織などを含む)ごとに固有の文化があるとされ、組織の成員になるということは、その文化を身につける(身体化)ということでもある。人は同時に複数の組織に所属することが可能であり、異なる組織に共通する文化が存在することもある。もっとも文化は、次の意味で使われることも多い。
要するに「『文明』は『文化』よりも抽象度が高い」と定義できるかと思います。
「文明」の区分
「サミュエル・ハンチントン」という人物が発表し、世界中で大きな論争を引き起こした一冊の書物があります。
その名も「文明の衝突」
前にも書きましたが、私は「国際政治大好きっ子」だったので「地政学的な関心の流れ」でこの本を読みました。
原題は「The Clash of Civilizations and the Remaking of World Order」(文明化の衝突と世界秩序の再創造)
最近何かと「New World Order(NWO)」が話題になりますが、こういう話題は遥か昔からずっと囁かれてきたことです。
近代以前の世界秩序[編集]
中世ヨーロッパ世界は、社会的、地理的には分散していながらも、ローマ教会や神聖ローマ帝国、そしてラテン語という普遍性によって結びついており、東アジア世界においては冊封体制、イスラーム世界においては「イスラームの家」とよばれる緩やかな結びつきが世界秩序となっていた。
昔はあまりにも世界が分断されていた(グローバル化されていなかった)ので、なかなか実感を掴めなかったでしょうが、インターネットの普及以降の世界では「情報の伝達性が高まった」ので、多くの人が身近に感じるようになったのでしょう。
物理現実社会では、相変わらず飛行機や船に乗らないと外国に旅することはできません。
でも、例えば「Google Earth」を使えば「仮想的な世界旅行」を楽しむことができます。
私たちは「情報空間において」は、既に「統一される一歩手前の世界」に暮らしているのかもしれません。
※ AIの発達により、言語的な障害もかなり取り払われつつありますしね。
さて、ハンチントンさんの説に話を戻しますと、彼の説では「文明」はこのように分けられるそうです。
en:en:User:Kyle Cronan and en:en:User:Olahus - imported from enwiki, GFDL, リンクによる
紀元前15世紀頃に発生し、儒教に基づいた文明圏であり儒教文明とも呼ぶ。その中核を中国として、台湾、朝鮮、韓国、ベトナム、シンガポールから成る。経済成長と軍備の拡大、および国外在住の華人社会の影響力を含め、その勢力を拡大しつつある。
紀元前20世紀以降にインド亜大陸において発生したヒンドゥー教を基盤とする文明圏である。イスラム文明7世紀から現れたイスラム教を基礎とする文明圏であり、その戦略的位置や人口増加の傾向、石油資源で影響力を拡大している。(トルコは文化や歴史的に西に近い。)
2世紀から5世紀において中華文明から独立して成立した文明圏であり、日本一国のみで成立する孤立文明。
16世紀にビザンツ文明(東ローマ帝国)を母体として発生し、正教に立脚した文明圏である。
8世紀に発生し、西方教会に依拠した文明圏である。19世紀から20世紀は世界の中心だったが、今後、中華、イスラム圏に対して守勢に立たされるため団結する必要がある。
西欧文明と土着の文化が融合した文明、主にカトリックに根ざしている文明圏である。
アフリカ世界における多様な文化状況に配慮すれば、文明の存在は疑わしいものであるため、主要文明に分類できないかもしれない。
その他
エチオピアやハイチとイスラエルはどの主要文明にも属さない孤立国である。モンゴル、チベット、タイ、ミャンマーなどは仏教文化として括られているが積極的な行為主体とは考えていない。
個人的には「実に腑に落ちる」分け方だと思っています。
ここで大事なのは「日本文明は孤立する文明である」という点です。
新しい世界秩序[編集]
冷戦期において脅威とされていた共産主義勢力の次に出現した新たな世界秩序において、最も深刻な脅威は主要文明の相互作用によって引き起こされる文明の衝突であることが分かる。世界の主要文明の中核国によって世界戦争が勃発する危険性は否定できない。なぜならフォルト・ライン戦争は最初の戦争当事者が一構成国であっても、その利害は必然的に文明全体に関わることになるためである。大規模な文明の衝突という最悪の事態を回避するためには中核国は他の文明によるフォルト・ライン戦争に軍事介入することには注意を払わなければならない。ハンティントンはこの不干渉のルールと、文明の中核国が交渉を行い、自己が属する文明のフォルト・ライン戦争が拡大することを予防する共同調停のルールを平和の条件としている。そしてより長期的な観点から現在の不平等な文明の政治的地位は平等なものへと平和的に是正し、西欧文明と非西欧文明の衝突を予防する努力が必要であるだろう。ただしこれらの原則や政策は現状から考えて実施することは大きな困難である。しかし世界平和を求めるためにはそれまでとは異なる文明に依拠した政治秩序が必要であると結論する。
ウイルス進化説
みなさんは「ウイルス進化説」をご存知でしょうか?
ウイルス進化説(ウイルスしんかせつ)は、自然淘汰による進化を否定し、進化はウイルスの感染によって起こる[1][2]という主張。中原英臣(新渡戸文化短期大学)と佐川峻(科学評論家)が主張した進化論説である。
概説[編集]
彼等によれば、ウイルスによって運ばれた遺伝子がある生物の遺伝子の中に入り込み、変化させることによって進化が起きるとする。
ウイルスの遺伝子が宿主に取り込まれる可能性とその進化的意義については、レトロウイルスの逆転写酵素が発見された直後からすでに議論されていたとし、「進化はウイルスによる伝染病」ととらえ、適応進化を否定する。また彼等は、自論を今西進化論を支持するものと主張している。
中原英臣、佐川峻らは、以上の見地から、ウイルスはミトコンドリアや葉緑体と同じオルガネラであると主張している。 ウイルスが遺伝子の移動を行っているオルガネラであるとすれば、遺伝子の移動によって起きる進化は、生物が持っている機能と考えられる。
と、このようなものです。
「ウイルス進化説」を採用した面白い漫画があります。
アフリカの奥地で実父に殺されそうになった主人公吾妻晴は、『かつて全てだったものの一部』『全ての生物の根元』『全てを滅ぼし前進させる力』の統合された意志WILLと契約を交わし、新人類「オメガ」として覚醒(進化)する。アメリカのオメガである大統領夫人イブ・L・ホークスからオメガ同士による次世代の進化を賭けた『種の衝突』の事実を聞かされた晴は、かつての自分と同様に社会に適合できない若者たちを取り込み、日本の実権を握るために3年以内の祭り(クーデター)の実現を目指す。押し掛け部下の謎の男桜一郎が率先して実務を担当する事により「究極種党」の発足にこぎつける。
過去に自らが通っていたセラピー事務所へ侵入した際に遭遇した引きこもりの若者「覆面の三人組」を配下に収め、全国の引きこもりから仲間を集める計画に乗り出す。次のターゲットを暴走族に定め、巨大暴走族「極東連合」との対決を経て、そのリーダー梶秋一を同士とすることに成功する。
アルファとオメガ。
最初から最後まで。
実に示唆に富む漫画だったと思います。
さて、そんな「ウイルス進化説」に関連して、先日面白いニュースを見ました。
はじめは1種類しかなかったRNAが、複製の過程で自己の一部から寄生体をうみ、寄生体との生存競争から種がうまれ、多様化がはじまりました。
nazology.ne より
「あ〜、なるほどなぁ」
「こんな感じだと思ってましたわぁ」
という内容です。
※ この辺りは、またまとめて。
いつものようにとっ散らかった展開になってしまいました。
コロナウイルス関連の時系列をまとめて、その上で「ビル・ゲイツさん」の話をしようと思っていたのですが。
どうにもすんなりとはいかないようです。
70s Jazz Harp Mix
www.youtube.com※ 私の好きな音楽チャンネルのひとつより
また。
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