ようこそ、みなさん。
はじめに
こんな記事を見つけました。
tocana.jp実にセンセーショナルなタイトルです。
「幼児虐待若返りドラッグ」
凄くおどろおどろしいネーミングですね。
で、この私の過去に書いたものと読み比べていただきたいのですが（特に2ページ目）
あれぇぇぇ？トカナさん？？？
ひょっとして、わたしの書いたの「参考」にされましたかぁ？？？
以上のことから、アドレノクロムが子供の血液から作られる若返り薬だという話はフェイクだと多くの検証サイトが結論している。しかし、火のないところに煙は立たない。アドレノクロムの陰謀論がこれだけ広まるだけの火種がどこかにあったと考えることもできるだろう。今後もトカナではアドレノクロムの情報を追っていきたい。
参考：「CMP」、「Disclose.tv」、ほか
(2ページ目)幼児虐待若返りドラッグ「アドレノクロム」の裏に胎児臓器不正売買組織か？ 陰謀論の真実を探る！ - TOCANA より
「ほか」ってとこに私のブログが入っていて、その上で「多くの検証サイト」のうちのひとつに数えられてるのなら光栄です（笑）
そんなに検証してるサイトを私は見つけられませんでしたし、その上で「若返り薬の話はフェイク」だとは「私は決めつけてません」けどね（笑）
※ 多くの人に「自分で調べて」「自分で判断できるようになってもらいたい」ので。
私は「昔は『アドレノクロム』は幻覚作用があるとされていた」という話と、あとは「ある時にYouTubeに登場した一本の動画以降、『アドレノクロム』と『若返り効果』が多くの人の中で結びつけられたようです」としか書いていません（笑）
まぁ、物は言いようです。
書く（明かす）部分と書かない（隠す）部分。
全体像を知っていても、わざと明かさないことだってあります。
「ある目的」に沿って、人々を「特定の方向に導く」ために。
「神様？インターネットで見た」というジョークがありますが、マスメディアが洗脳装置だと思い込んでインターネットに真実を求めても「インターネットの方が洗脳の罠だらけ」ってこともあります。
アドレノクロムと誘拐
悲しいことに、実際の世界には「大規模な誘拐組織」というものが存在しているようです。
先日もこんなニュースが流れました。
www.cnn.co.jpこのニュースが流れたのが8月31日のこと。
私のブログを訪れてくださる方が検索されているワードの一位は「アドレノクロムとは」ですし、8/31に訪れてくださった方の人数は前日に比べ「2倍」になりました。
Googleトレンドを見てみると、アドレノクロムの検索件数は今年の３月ごろから激増している。
(2ページ目)幼児虐待若返りドラッグ「アドレノクロム」の裏に胎児臓器不正売買組織か？ 陰謀論の真実を探る！ - TOCANA より
とありますように、実際にGoogleトレンドでは
こんな感じになっております。
全ての動向を追っていたわけではないのですが、私の記憶では「今まで『アドレノクロム』は『誘拐された子供の脳に恐怖を与えることで、子供達の脳内で発生する』とされてきた物質」でした。
ですので「アドレノクロムのために子供達が誘拐されている」という話になるのは理解できます。
それが「真実であるかどうか？」は別の話ですが。
胎児問題
トカナさんに限ったことではないですが、ここ最近ネットを徘徊してると「特に海外の噂話」として、「『アドレノクロム』と結びつくもの」に「胎児に関すること」まで含まれてきているように感じます。
で、それが「日本にも輸入されてきている」と。
トカナさんがご紹介されていた「CMP」という団体と、紹介されていた動画はこちら。
www.centerformedicalprogress.org
About Us
The Center for Medical Progress is a group of citizen journalists dedicated to monitoring and reporting on medical ethics and advances. We are concerned about contemporary bioethical issues that impact human dignity, and we oppose any interventions, procedures, and experiments that exploit the unequal legal status of any class of human beings. We envision a world in which medical practice and biotechnology ally with and serve the goods of human nature and do not destroy, disfigure, or work against them.
CMP’s work has been featured in TIME, The New York Times, The Los Angeles Times, The Washington Post, The Washington Times, Politico, The Hill, USA Today, US News and World Report, and covered on EWTN, ABC, CBS, MSNBC, FOX News Channel, and CNN.
和訳すると
Center for Medical Progressは、医療倫理と進歩を監視し、報告することに専念する市民ジャーナリストのグループです。私たちは、人間の尊厳に影響を与える現代の生命倫理問題を懸念しています、そして、私たちは、人間の任意のクラスの不平等な法的地位を悪用する任意の介入、手順および実験に反対します。私たちは、医学の実践およびバイオテクノロジーが人間の性質の商品と同盟して、それに奉仕して、それらを破壊したり、汚したり、またはそれらに対して働かない世界を構想します。
で、トカナさんが引っ張り出してきたビデオはこちらの2017年4月のブログにありました。
www.centerformedicalprogress.org
で、ここから先なのですが。
これはこれで「非常に問題が深そうなので」また別の機会に取り上げさせてもらおうと思います。
「堕胎された胎児の臓器が売買されているかもしれない」という「アドレノクロムとは別の問題」として。
※ 詳しくこの記事で取り上げるつもりでしたけど、闇というか「根が深そう」なので。
単純に「9歳以下の子供にストレスを与えることで発生する”らしい”とされているアドレノクロムに胎児の組織は関係なくない？それともこれからは胎児の時が脳にアドレノクロムが含有されている量が一番多いってことになるの？」と思いますし。
最後に
「オカルト」という言葉は元々の意味からは遠く離れ、現代では「怪しいものが全部放り込まれたブラックBOX」という感じの言葉になってしまいました。
現在進行形で起こっているのは「陰謀論」という言葉が同じような道を辿ろうとしていることです。
「大規模な誘拐組織が実在しているかもしれない」という問題や、「胎児の臓器が売買されているかもしれない」という問題は、大変に深刻に受け止めるべきです。
そして、その問題を「多くの人に知ってもらうために」であったり「犯罪行為を根絶するために」であったりという目的のために「アドレノクロムを使用している悪魔崇拝者たち」という「”架空の悪者”たちが仕立て上げられている」のかもしれません。
なんにせよ「CMPという団体は『胎児の臓器売買の疑い』にフォーカスしている団体である」ということは間違い無いでしょう。
それを「『アドレノクロム』と結びつけた人々」というのは別の人たちです。
陰謀論界隈では、いつも見られる現象です。
「誰かの言ってる（やってる）ことを陰謀論者が拝借して自分の説に結びつける」ということは。
「点と点を結びつけて考えるんだ」と言ってる人がいますが、それは「関係のない点と点を結びつけさせて、間違った考え方をさせるため」の言葉かもしれません。
個人的には「センセーショナルな見出しで人々の興味を引こうとする」ものには、今後も注意をしていきたいと思います。
特に、アドレノクロムの問題などは「弱きものたちを守ろうとする」人間の本能のようなものに強く働きかけるものです。
※ 「アクセス稼ぎにはもってこい」とも言えます。
何れにせよ、問われているのは「私たちの知性」でしょう。
※ 「書き手（発信者側）」も「受取り手（受信者側）」も、双方とも。
また。
↓良ければポチっと応援お願いします↓
