ようこそ、みなさん。
先日行われた「トランプ大統領の演説」について。
トランプ大統領が「17個並んだ段ボールを背にして」演説を行いました。
17?それがどうしたの?と思われたかもしれません。
そもそも普通は段ボールが何個並んでいるかなんて気にしません。
でも、それを気にする人たちもいるのです。
そう、特に「QAnon支持者」ならば。
Ooh that's good!
— Freeman Truth (@FreemanTruth1) 2020年8月7日
Trump in the 17th State = Ohio
Speech given @ Whirlpool = drain the swamp (what happens when water drains?)
On a stage set with 17 boxes = the stage must be set.
Q 93 days dark 8/1/19-11/2/19 = Trump, "you may not see me for awhile." https://t.co/XGXh13HLM5
演説が行われた場所は「アメリカ17番目の州であるオハイオ州」です。
洗濯機を製造しているメーカーの工場で演説したのは「沼の水を抜く"drain the swamp"」ということ。
つまり「腐った連中を根絶する」ことを意味している。
アルファベットの17番目の文字は?
「Q」です。
それがステージに並べられた意味は?
「舞台は整った」ということ。
そしてトランプはこう言いました。
「あなた方はしばらくの間、私の姿を見ることはないだろう」と。
今回の演説
実際に行われた演説の動画はこちらです。
ホワイトハウスにて全文が公開されています。
全文翻訳すると長くなりますので、要点だけ。
・私たちの仕事、私たちの富、そして私たちの工場を海外に移動させたグローバリストをあまり好きではない。
・私の政権下では、ウォールストリートではなくメインストリートのために戦っている。私たちはグローバリズムを拒否し、愛国心を受け入れた。
・今日、私たちの前進の道を定義するために今後4年間維持する約束をさらに6つする。
1. 「中国ウイルス」に打ち勝つ。
・ロックダウンは、薬物の面でも、家族の面でも、うつ病や自殺の点でも、その他にも多くの問題を引き起こし、子供たちにとって良くない点で、大きな影響を与える。
2. そして経済を回復させる。
・既に換気扇や人工呼吸器などを輸出している。
3. アメリカを世界有数の医療メーカー、薬局、ドラッグストアに変えるためにこれらの利益を築く。
・米国は自分たちのために不可欠な機器、備品、医薬品を製造しなければならない。私たちは、いつの日か必要なときに私たちの製品を拒否する可能性のある中国や世界中の他の国に依存することはできない。私たちは賢くなければならない。
4. 医療分野で世界のリーダーを目指すだけでなく、今後4年間で、電子機器から工作機械まで、国家の安全と繁栄に不可欠な他の多くの重要なセクターにわたって何百万もの新しい製造ジョブを上陸させる。輸送、航空宇宙、自動車、そしてもちろん、鉄鋼へ。
5. 関税を含む私の自由に使えるあらゆるツールを使用して工場でアメリカ人の仕事を取り戻す。
6. 常にアメリカ人労働者を最優先する。
そして、トランプはこれらのことも演説の中で語っています。
「しかし、これまで長い間話していたビジョンを達成するには、仕事を終えて、ワシントンの沼を一気に排水する必要があります。そして私たちはそれをやっています。」
「だから私はそこに敵がたくさんいます。しばらく会うのはこれが最後かもしれません。非常に豊かな敵がたくさんいますが、彼らは私がやっていることに満足していません。」
と。
個人的見解
トランプさんが就任以来主張してきた「アメリカを再び偉大な国にする」という理念が繰り返されています。
そう。「アメリカを」です。
要するに「グローバリストによって失われたアメリカ国内の雇用を取り戻し、その上でアメリカ製品を世界に売りつけることで再びアメリカ人を裕福にする」という目標ですね。
実際、トランプさんは「薬の値段を安くする」ことを目標にしているらしく
こんなニュースが流れていました。
ただし「医療業界自体」を丸ごと敵に回しているわけではありません。
演説でも語られていましたよね?
人工呼吸器などの生産を拡大したと。
それは「コロナによるアメリカ以外の国からの需要が高まること」を見越してのことでしょう。
コロナは収束するかもしれないのに?
ビジネスセンスがあるとされる人間が、そんな「どうなるかわからないこと」に国全体の投資を向けますかね?
今後も「コロナの脅威が続く」こと、もっと言えば「コロナによる脅威を永続的に続かせること」こそがアメリカの利益になると知っているのなら?
知っているというか、そうなるように仕向けているうちの一人だとしたら?
トランプさんは「ワシントンの沼を掃除する必要がある」と語っていました。
暗に「DS(ディープステート)を排除する」と仄めかしていると解釈されています、QAnon支持者のみなさんには。
また「たくさんの敵がおり、彼らは非常に裕福である」とも語っていました。
つまり「国際金融資本家は私の敵である」と。
その上で、様々な「17(Q)」を仄めかす演出がされている。
実際、こんなニュースもあります。
「共和党支持者の40%はビル・ゲイツ陰謀論を信じている」ということです。
それに対してビル・ゲイツ本人はというと。
まぁ、そりゃ否定しますよね。
トランプは「QAnonの存在をチラつかせること」で自分の支持を強化する。
ビル・ゲイツは「薬価が下がろうと、需要自体が増えれば得をする」わけです。
どんなに陰謀論が囁かれても「薬が売れればいい」だけです。
おまけに「囁かれる陰謀論」の内容自体が恐ろしければ恐ろしいほど、実態がそうではなかった時には人々は「あ、オーバーに言われてただけかぁ」と安心してしまい、本来であれば不必要だったものでさえも受け入れてしまうでしょう。
実に「うまいプロレスだな」と思うのは私だけでしょうか?
「表面上は争っているように見えるけど、それだけの茶番劇」と思うのは、私の根性が捻くれ腐ってるのでしょうか?
今回の演説が行われた「ワールプール・コーポレーション」もそうです。
北アメリカの白物家電の大手メーカー。家庭用大型電化製品が中心だが家庭用のみならず、コインランドリーで導入されている大型洗濯機を目にすることもある。2000年代以降、高度成長を続けている中華人民共和国やインドへの展開を活発化させており、年間売上高は100億ドルを超える規模となっている。
2013年08月13日、三洋電機の中国・合肥市の現地合弁、合肥栄事達三洋電器股份有限公司(合肥三洋)の株式51%を取得して筆頭株主となることで合意に達したことを発表。パナソニック傘下に入っていた三洋電機は保有する29.51%の株式をワールプールに売却して合弁から撤退する[1]。2014年9月15日、中国証券監督管理委員会によって買収が承認され[2]、10月24日に買収手続を完了[3]。11月に社名を「惠而浦(中国)股份有限公司」 (Whirlpool China Co. Ltd.) に変更した。新会社は引き続き上海証券取引所に上場する[4]。
また、2014年7月10日にはイタリアの家電機器メーカー、インデシットの株式66.8%を取得することで合意に達したことを発表[5][6]。10月13日には欧州委員会によって承認され[7]、翌14日に買収が完了した[8]。
ja.wikipedia.org より
そう。
「中国の会社を取り込み、中国やインドの市場を狙っている」わけです。
トランプさんが反対しているのは「アメリカがグローバル主義から搾取されること」です。
「自分たちが搾取すること」に反対しているわけではありません。
より富めるアメリカへ。
果たして、トランプさんは「民衆の味方」なのでしょうか?
それも「世界中の民衆」の?
何れにせよ、アメリカ大統領選挙は近いです。
トランプさんの再選があるのかどうかも確定はしていません。
ただし、アメリカは「世界で最も影響力の強い国」ではあります。
表向きのことだけかもしれないですが。
その国の大統領というのは、ある程度重要でしょう。
そして「NESARA」やら「GESARA」やらと呼ばれる法律のことや、合わせて「通貨リセット」の話題などもあります。
その辺りのことは「QAnon現象の仕組み」も合わせないといけないと思います。
長くなりそうなので別の機会に。
また。
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