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よくある「IQ神話」と「真の知性」を巡る個人的考察

Hatena Feedly

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ようこそ、みなさん。

 

本日は、巷で囁かれる「頭の良い(IQが高い)人の特徴」とされるものと、私なりに思う「真に知的な人の特徴」というものを比較しながら考えてみたいと思います。

 

要するに「真の知性(賢さ)」とは何だろう?ということです。

IQが高い人の特徴

すべてのサイトなどを網羅したわけではないので断言はできませんが、個人的に「IQが高い人の特徴」として世間で語られるのは以下のような特徴になるかと思います。

  1. 「情報処理能力」が高く、また「理解力」にも優れている。
  2. 「物覚え」が良く、また「記憶力」にも優れている。
  3. 「思考する癖・習慣」が自然と身についている。
  4. 「説明上手」で「会話がうまい」
  5. 「プライド」が高く、自分に「自信」を持っている。

それぞれの「高IQ者の特徴」とされるものについて考える前に。

 

そもそも「IQが高い」とされる明確な基準を設け、その特徴を述べているわけではないので、一般的な「IQが高い人の特徴」というのは「不正確なもの」だと思います。

 

例えば「身長の高い人の特徴」や「体重が重い人の特徴」と言っても、それは「身長180cmの特徴」と「身長2mの人の特徴」では変わってくるでしょうし、「体重90kgの人の特徴」と「体重120kgの人の特徴」では変わってくるでしょう。

 

さらに「身長170cmで体重80kg(筋肉質)の特徴」と「身長170cmで体重80kg(肥満)の特徴」では違ってくるでしょう。

 

高い・低い」や「重い・軽い」など、曖昧な言葉を使って特徴を法則化するのは「不可能である」とは言いませんが「特徴とされるものも曖昧なものになる」と言えます。

 

そういうわけで「IQが高い」と一言に言っても、「IQ130程度の人」と「IQ150程度の人」と「IQ200程度の人」とでは、内容なども変わってくるものです。

 

個人的には「『IQという数字』はその人の絶対的な知能(知性)を、十二分に表している」とは思いません。

 

別の言い方をすれば「IQは、その人の知能(知性)の一部分を数値化したにすぎず、IQが高いからと言って『真に知的なわけではない』」と思っているということです。

 

その上で、先ほど挙げた「IQが高い人の特徴(とされるもの)」を、それぞれ考えてみたいと思います。

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「情報処理能力」が高く、また「理解力」にも優れている。

これについては「確かにその通り」だと思います。

 

目の前の話や物事」に対し、「何が問題点であるか?」を考え、本質的なものを見抜き、それを論理的に思考することができるからです。

 

目の前の「話や物事」の「断片」からでも「本質的なもの」を見抜くことができるので「高い情報処理能力を持っている」ということになります。

 

どのような情報にせよ、一つ学べば、それを「全体的に応用させること」ができますし、また、応用させるために「整理体系化」させることもできるので「理解力も高い」ということになるのでしょう。

 

仕事や勉強などにおいて、ある時点で「目の前にある情報」だけで「判断・決定」できない場合、質問する相手(教師や上司など)に対して「〇〇という場合は△△ということでしょうか?」と「数手先まで考えた」質問をすることができます。

 

このような人は「知性的な人」だと言えると思います。

 

知性に差が出る」とすると、中途半端に「IQだけが高い人」は「全てを理解している(一を聞いて十を知っている)」と自分のことを「過大評価」してしまい、暴走しかねませんが、「本当に知性的な人」であれば、状況変化に応じた自己更新を怠りませんので、自分が「全てを分かっている」と思うことはないでしょうから、このような「姿勢」において差が出るでしょう。

※ 「実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」

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「物覚え」が良く、また「記憶力」にも優れている。

これについては「嘘ではない」と言ったところでしょうか?

 

そうではない」という人たちも、多くの「天才とされる人」の中には存在します。

 

例えば「天から降ってくるインスピレーションを受けることができる芸術肌の天才たち」がそうです。

 

閃き」をダウンロードしているようなものなので、その「天才性」を発揮するのに「一般社会(下界)のこと」など「覚える必要も、覚えておく必要もない」とも言えます。

※ 一般人として暮らすのは難しいとも言えますね。

 

ミュージシャンなどで、一部自分のことを「俺はラジオみたいなもんさ。天から降ってくるメロディーを捕まえてるだけ」的な発言を残される方がいますが、そういう感覚ですね。

※ ポール・マッカトニーが「夢の中で『イエスタデイ』を完璧な形で聴いて、それを再現しただけ」的な。

www.youtube.com

※ こんな完璧なメロディー、夢に降りてきたらどうしよう?(降りない)

 

また、そのような「インスピレーション型」ではない人も、最初にあげた「特徴とされるもの(理解力に優れる)」で述べた通り、「知性的な人」というのは「物事を構造化(的確に分析し、全体像を部分からでも体系的に把握)することができる」ので、「一度見たり聞いたりしただけで記憶できる」というのも不思議ではないかもしれません。

※ 記憶しているのは「構造そのもの」だとも言えます。

 

天からインスピレーションを受けることができる」のは一部の人だけですが、「物事を構造化する」のは「意識的に訓練すれば誰にでもできるようになる能力」です。

 

映像記憶」することができる能力は少し特殊ですが、それでも「構造を脳内でスクリーンショットしておく」ようなことは可能になると思われます。

 

小さい子供が自転車に乗ることができなくても、訓練すれば何れ乗れるようになるのと同じです。

 

また、このような能力が発達すると「二度手間」は減ります。

 

一度聞けば十分」ということになるのですが、この世界は常に「変化」しています。

 

前に教わったことがそのままであるとは限りません。

 

そのような「変化」に遭遇したときに「いかに上手く対処できるか?」ということに、より知性が求められるでしょう。

 

ここでまた「中途半端にIQだけが高い人」の話ですが、そのような人は「己の記憶の完璧さ」を誇り(エゴ)にしているので「記憶力の優劣で相手を批判しがち」です。

※ 「自分は、他人と比べ『より多くの知識』を持っているので偉い」的な。

 

真に知性的な人であれば、この世界には「変化しないものなど存在しない」ということを理解しているので、他人を不必要に責めたりすることなどないでしょう。

 

まさに「諸行無常を知ること」は「真の知性」に繋がっているのでしょうね。

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思考する癖・習慣が自然に身についている。

これも「半分は正解」と言ったところでしょうか?

 

人間、誰しも常に「思考」はしているでしょう。

 

ですので、「『抽象度の高い』思考をする癖・習慣が身についている」人は「知性が高い」と言えると思います。

 

抽象度が高まる」と、モノの見方や考え方が一般的ではなくなってしまい「なぜこうなるのか?」と考えることが多くなります。

 

子供の頃から「なんで?なんで?」と考える時間を多く過ごしてこられた方も多いでしょう。

 

空想的・想像的」なレベルに限らず「現実的」な問題まで、状況を「分析・整理」することで「自分なりの考え」をしっかりと持つことができます。

 

基本的に「知性の高い人は怠け者」であると考えられます。

※ 良い意味で。

 

効率性を高めるために『いかに無駄を省くか?』」ということに意識が向くからです。

 

都市伝説」としてですが、「ゼークトの組織論」というものの存在をみなさまはご存知でしょうか?

都市伝説としての「ゼークトの組織論」

軍人を4つのタイプに分類する「ゼークトの組織論」と呼ばれる軍事ジョークがあり[30]、ゼークトが以下のように語ったとされる。

  • 人間の資質は以下の4つの要素に大別できる。その4要素とは<利口><愚鈍><勤勉><怠慢>である。軍人としては、そのうちの2種類の組み合わせで以下のような適性に振り分けることができる。
  • 利口で勤勉 - 参謀に適している。
  • 利口で怠慢 - 指揮官に適している。
  • 愚鈍で怠慢 - 命令を忠実に実行するのみの役職に適している。
  • 愚鈍で勤勉 - このような者を軍隊において重用してはならない。

これは実際には同時期のドイツ軍人であったクルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトが副官に述べたとされるもの[31]が元になっている。

ja.wikipedia.org より

 「利口で怠慢」なのは「他人を上手く使って、自分は楽をしつつ、それでいて組織としての結果は出す」ので「指揮官タイプ」とされるわけですね。

 

一般的に「8時間かかる分量の仕事」があるのなら、いかにして「その時間を短縮できるか?」ということばかりを考えるものです。

 

俗にいう「要領の良さ」ですね。

 

こういう人は「堕落している」と受け止められることも多いかと思いますが、それは「勤勉性=仕事の評価」という価値基準の世界においてはそうですが、「成果物の内容=仕事の評価」な世界ではそうではありません。

 

一生懸命集中できるのがIQの高い人(天才)だ」と考える傾向もあるかと思いますが、天才の集中力は「あくまで自分が楽しんでいることだから」発揮されているのかもしれません。

 

寝食を忘れるほどに集中していても、それは彼らにとって「純粋な喜び」であるのでしょう。

 

私たちだって「好きなことを好きなだけしていいよ」と言われて、それで「よし!頑張って好きなことしよう!」とはなりませんよね?

 

あくまで「好きなことに全力」なだけです。

 

こまめに点検や見直し、修繕などを行うのも「マジメだから」というわけではなく「何かが発生した時のリスクが面倒だから」という判断で、その「何かが起こってしまった後の大変さ」を回避するために行なっていることにしかすぎないのでしょう。

 

とにかく「非生産的な無駄な時間を消費すること」が大嫌いなわけです。

 

ここでまた「中途半端にIQが高い人」の場合ですと、そのような人は「効率性至上主義」というものに陥るだけになってしまい、周りのことなど考えずに巻き込むだけになってしまいます。

 

誰でも楽ができるようなシステムを構築すること」は必要ですが、各自の努力によって「効率性を高めるよう強要する」ことはできません。

 

真に知性が高ければ「この世界に無駄なものはない」ということを理解しているはずです。

※ ここでもまた「諸行無常を知る」ですね。

 

どのような失敗であろうとも「そこから学び、結果的に無駄にしなければいい」だけです。

 

最終的な結果で、過去の持つ『意味』を書き換えてしまえばいい」ということですね。

 

真に知性の高い人」は、あくまで自分のことは「効率的に」進めますし、組織においても「汎用性の高いマニュアル」などの準備もするでしょう。

 

しかし「ヒューマンエラーを完全に排除することはできない」のも同時に理解していますし、その「失敗」が「失敗した人の学びになればいい」とも思っているはずです。

 

その人の「成長・進化」に繋がるのなら、どのようなことにでも喜んで協力するでしょう。

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「説明上手」で「会話がうまい」

これはどうなんでしょうか?

 

生まれ持った資質などに大きく左右されると思いますので「説明下手でシャイな天才」というのも多くいらっしゃることでしょう。

 

会話スキル」というのは後天的に獲得する部分が大きい能力になりますので、単に「話がうまい」だけで「知性が高い」と結びつけることはできません。

 

中身のないペラッペラの会話」であっても、それが「言葉巧み」であれば「会話がうまい」という評価を獲得することも可能です。

 

逆に言えば「会話がうまくなるだけ」なら、誰でも練習次第で強化することができる能力だと言えるでしょう。

 

また「IQが高いと感情に乏しい」と思われがちですが、そんなわけでもありません。

 

IQが高い人」というのは、あくまでも「論理的」に物事に対処します。

 

それが「感情表現」を伴っているかどうかは、それぞれの「個性」になります。

 

その人の中ではさまざまな感情が渦巻いているのかもしれません。

 

上手に表現することができないのかもしれません。

 

論理でそれらの感情を表に出さないように抑え付けているのかもしれません。

 

ですが「真に知性が高い人」ならばTPOに合わせた感情表現を行うことができるのも特徴としてあるかもしれません。

 

人間が「論理だけで動いているわけではない」ことも十分に承知しているからです。

 

そのようなことを理解し、上手く発揮できる人は「真に知的である」と、個人的には考えます。

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「プライド」が高く、自分に「自信」を持っている。

これはどうなんでしょう?

 

個人的には特徴とは言えない気がします。

 

人は本当に「人ぞれぞれ」ですので。

 

問題に取り組むことにおいて、高い集中力で、なおかつ「喜びをもって」それに取り組んでいるので、自分のやり方を邪魔されることを嫌う人は多いかもしれません。

 

そのような内面を理解していないと、ただの「プライドが高い人」や「拘りが強い人」に見受けられてしまうかもしれません。

 

ただし「自分のやり方を邪魔されることを嫌う」のは、別に「IQ関係なく、誰でもそう」だとも言えます。

 

否定的な意見などが存在していても、それを「感情」で処理せずに「どのようにして『否定的な意見でさえ改善に繋げることができるだろう?』」と考えられる人は「真に知的な人である」と個人的には考えます。

 

中途半端にIQが高い人」の場合は、「自分は絶対的に正しい」となってしまいがちだと思いますが、「真に知性の高い人」というのは「この世界に絶対的なものなど存在しない」というか「物事は相対的なものである」ということを理解しています。

 

自分の過ち」や「修正すべき点」というのを謙虚に学び、それを「いかに次に活かせるか?」であったり「どのようにして自己や物事を『完成』に近づけることができるか?」と考えるものです。

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最後に

いかがでしたでしょうか?

 

私にとって「真に知性的な人」の代表は「ゴータマさん(ブッダ)」です。

 

そんな「ゴータマさん」のことについては過去に何回か書かせていただきましたので、よろしければこちらの記事などもお読みください。

「悟り」へ至る道 カテゴリーの記事一覧 - あなたがあなたの救世主

 

また、話の途中で出てきました「抽象度」という考え方や、それに関連する「スコトーマ」という考え方も「後天的に知性を高める」のに役立つかと思います。 

 

【スコトーマ関連】

kazzhirock.hatenablog.jpkazzhirock.hatenablog.jpkazzhirock.hatenablog.jp【抽象度関連】 

kazzhirock.hatenablog.jpkazzhirock.hatenablog.jp

kazzhirock.hatenablog.jp他にも

kazzhirock.hatenablog.jp

こちらのお話にも、何か皆様のお役に立つことがあるかもしれません。

 

また。

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