ようこそ、みなさん。
「天才ニコラ・テスラの謎」のお話です。
みなさんは「ニコラ・テスラ」はお好きですか？
私は、純粋に「科学者として」のイメージしか彼に付随してなかった頃から大好きです。
今のような「陰謀論界の大物」みたいな立場ではなく、昔は「エジソンとの競争（直列か？並列か？の電流戦争）に破れた不遇の大天才」としてのイメージしかありませんでしたし、「時代を先取りしすぎた人」として語られていました。
テスラは、晩年をニューヨークはマンハッタンのホテルで孤独に暮らし、1943のからの死の直後には、遺品や研究資料などを米軍とFBIが押収していたことも語られていました。
「天才の発想を軍が独占したのか！」と、私は憤ったものです。
彼の発想はすべて「人類の幸福に役立つもの」という理想を抱えており、「世界中に電力を無線供給するシステム（世界システム）」や、都市ごとバリアで覆ってしまう「ピース・レイ（デス・レイとも）」などの構想があったことも語られていました。
天才の願いは、死後に軍事利用されたのか...
かなり悔しいというか、とても悲しい気持ちになりました。
FBI極秘情報
2017年末のこと。
「JFK暗殺事件」にまつわる非公開機密文書などがFBIによって続々と公開されましたが、その中にはテスラに関するかなりの分量の文書も存在しており、日の目を見ることになりました。
現在、FBIのサイト内で検索することも可能になっています。
※ 実物は下記リンク先。
FBI Records: The Vault — Nikola Tesla Part 01 of 03
FBI Records: The Vault — Nikola Tesla Part 02 of 03
FBI Records: The Vault — Nikola Tesla Part 03 of 03
この中（Part 03 of 03）に「惑星間交信ニュースレター（Interplanetary Session Newsletter）」と題された資料が存在します。
日付は1957年6月14日、執筆者はジョン＆マーガレットのストーム夫妻。
この文書の内容をもとに「テスラは金星人だった」などの噂が現在は世間に流れているわけですが、どうにも「文書の中身自体」を読んでみないことにはなんとも言えません。
PDFの内容をGoogleドキュメントで文字化してもいいんですが、海外サイトで既にテキスト化してくれているところを見つけましたので、そちらを翻訳してみたいと思います。
それではどうぞ。
INTERPLANETARY SESSION NEWSLETTER.
惑星間交信ニュースレター
1956年5月1日から私たちが本物だと思える宇宙に関するニュースがなかったのでニュースレターを発行していませんでしたが、この度、皆様にお伝えする良いニュースがありました。
講演会 - ジョージ・ヴァン・タッセルとダン・フライによる、ホテル・ディプロマットのボールルームでの講演会：、ニューヨーク市、110ウェスト43'dストリート、午後8時。1957年6月20日（木）※寄付金1.25ドル
ジョージ・ヴァン・タッセルは、ジャイアントロック（カリフォルニア州）のスペースポートと空港を運営しており、年間4回のスペースクラフト・コンベンションでホストを務めています。彼は2冊の本の著者です。「I Rode A Flying Saucer」と「 into This World and Out Again」。また、Proceedings誌の発行者でもあり、通常は毎月発行されています。Proceedingsのバックナンバーは1冊にまとめて復刻されています。住所はGeorge Van Tassel, P. 0. Box 419, Yucca Valley, California.
ダン・フライは『ホワイトサンズ事件』の著者です。この本では、彼が空飛ぶ円盤に乗って、ニューメキシコ州のホワイトサンズ試験場の砂漠地帯からニューヨーク市まで行って、32分で戻ってきた旅の話をしています。
ダン・フライともう一人の紳士が 自動車でニューヨークに向かっています。ジョージ・ヴァン・タッセルとアート・アホは、アホ氏の飛行機で到着します。 彼らは6月17日にニューヨークのホテル・ディプロマットに到着する予定です。彼らは来週、ラジオ局WORのロング・ジョンの番組で、日曜日を除く毎晩、深夜12時から朝5時30分まで放送される予定です。
この手紙は6月13日の夜10時から午前1時までのニューヨーク上空の空飛ぶ円盤を見るのには間に合いません。しかし、7月1日には、アメリカのすべての地域の上で、空飛ぶ円盤の本格的なオペレーションが再びあるでしょう。これは、次のように、3つのフェーズになります。
ニューヨーク地区：7月1日 午前9時
ワシントンD.C.地区：北部標準時間で9時25分
南アメリカ地域：午前9時35分
第2段階：上記と同じ地域で、7月1日の深夜12時に始まる。
第3段階：7月1日の夜7時にアメリカ全土で本格的なオペレーションを開始する。
7月1日の夜7時からアメリカ全土で本格的な作戦が開始されます。上記の情報はジョージ・キング（”COSMIC VOICE”編集者：88 THE DRIVE MANSIONS, FULHAM ROAD LONDON S.W. 6）によって提供されました。また、ジョージ・キングは”COSMIC VOICE”のバックナンバーを1巻1ドル＋送料で発行しています。これは間違いなく、私たちが知っている中で最も素晴らしい円盤からのメッセージの「買い」です。ジョージ・キング は、宇宙人が持っている最高のテレパシーコンタクトと考えられています。ジョージ・ヴァン・タッセルはアメリカで最も優れていますが。
マーガレット・ストームは、以下のように宇宙人との間で特定の仕事を任されています。彼女は、科学者ニコラ・テスラの人生と、彼の発明品が新時代に果たす役割についての物語である『Return of the Dove』という本を書いています。この本のデータの多くは、惑星間通信のために1938年にテスラによって発明された無線式の機械であるテスラの「惑星間交信」のためのセットに関する記録を介してストーム夫人に提供されています。
テスラは1943年に亡くなり、彼のエンジニアは彼の死の後になるまでテスラセットを作ることはありませんでした。それは1950年に操業を開始し、それ以来、テスラのエンジニアはスペースシップと密接に接触してきました。スペースピープルは何度もテスラのエンジニアを訪問し次のように告げています。「テスラは金星人であり、1856年、赤ちゃんの時にこの惑星に運ばれ、テスラ夫妻に預けられた。」のだと。
（冒頭、記載内容判別できず）
テスラと宇宙人とのつながりについては、1950年になるまで明らかにされなかった事実です。また、オニール氏のオカルト知識が限られていたため、テスラに対する誤った印象を与えてしまうことも多い。しかし、ストーム夫人はこのような、提示すべき材料の豊富さを持っているので、彼女の本では省略せざるを得ないであろう電気工学に関する多くの技術的な情報を提供しているので、それは十分に読む価値があります。
この時点では、ストーム夫人の仕事について言及するつもりはなかったが、現在行われている出版の手配によると、一般の人々には、この本の小さな謄写付きのレジュメの中で、「こっそりとしたプレビュー」が提供されることになっている。この展開は、核実験がもたらす世界情勢の非常に危機的な状況と、ストーム夫人が小さな奇跡の助けを借りても、7月30日までに完成した本を出版社に届けることができなかったという事実から、予想外の展開となりました。この資料は現在、カリフォルニア州のあるグループの前で論文として発表されており、テスラのニュースの発表は非常に熱狂的に受け止められています。
ミセスストームは、次の数週間以内にニューヨーク地域の特定の小さなグループに材料を提示する予定です。セクションもまた、メンバーに提供することで協力します。宇宙人は、人種としての私たちはあまりにも「怠け者」であることを露骨に教えてくれますが、私たちの世界の状況は決して絶望的なものではありません。
だから、良いニュースを探しましょう。英国からの良いニュースを探しましょう。 ジョージ・キングのメッセージが、科学者・マスコミ・女王に届きました。カリフォルニアのカルビン・ガービンからの 良いニュースを探してください。彼はこの国で最高の宇宙とのコンタクティーの一人です。
そして、6月20日に開催されるヴァンタッセル - ダン・プライの講演会では、より良いニュースを探してみてください。皆様にお会いできることを楽しみにしています。ボールルームの席は約1200で、私たちは、すべてのことを進めなければなりません。
応援しています。
そして7月1日には、空に目を向けようではありませんか。しかし、軍がジェット機を大量に使って宇宙船を追いかけるようなことがあれば、私たちは宇宙船を見ることができないかもしれません。一市民として、政府にもっと親切にしてもらいたいものです。
さて、不愉快なニュースがあります。これは...火星から送信されました。ロンドンのジョージ・キングを経由して、セクター８へ。我々のカルマ的な負債を、病気という形で返済しなければなりません。核実験を中止しない限り、衰退させることはできません。 しかし、来るべき伝染病の時代を乗り切るために、宇宙の人々は、 地球を周回する4つの宇宙ステーションにいます。彼らは7月21日の真夜中に地球に磁力を与え始めます。瞑想を通して、私たちは、これらの癒しの光線を吸収することができます。火星人は、彼らがこの惑星での私達の堕落に「うんざり」していることを明確に示しています；明らかに、宇宙人でさえもせっかちになることができます。
51 West 81 Street
New York 24, N.Y.
Trafalger 7-2000
誠心誠意を込めて Margaret and John Storm
簡単なまとめ
いかがでしたでしょうか？
内容自体は上記の通りになります。
ここまででわかったことを簡単にまとめておきたいと思います。
1. FBIが作成した資料ではない
さも「FBIが "作成した資料" が公開された」かのような言われ方をすることがありますが、まったくそうではないことがわかったかと思います。
これは、あくまで「FBIが ”捜査資料” としていたが長い間機密扱いにされており、公開されなかったもの」にしかすぎません。
これが人々に与える印象を大きく左右していますし、センセーショナルに「テスラは金星人だった！」とニュースにする人がわざとそういう印象を広めている結果でもあります。
FBI職員たちが地道に捜査した結果「テスラは金星人である」と結論を下したわけでもなんでもないことは覚えておいてください。
これは「ストーム夫妻」が「そう言っているだけ」です。
2. コンタクティーたち
様々な人物たちの名前が登場しましたが、ほとんどは「コンタクティー（宇宙人などと交信できると主張している人々）」です。
そして「スピリチュアルな」人々でもあります。
ここを紐解いていくと「また大きな設計図」が見えてきますし、私が以前にお話しした「グランドディスクロージャー」などの話ももっとわかりやすくなると思います。
過去記事はコチラ。
3. なぜ黒塗りにされていないか？
実際の公開された資料を見てもらえればわかりますが、本当にマズイ情報というのは黒塗りにされていたりするものです。
この資料はどうでしょうか？判別しにくい箇所は存在していますが、まったく黒塗りにされておらずに全て読むことができる状態です。
公開しても何の問題もないからなのか？
もしくは「ある意図」があってそうしているのか？
※ 人々の間でセンセーショナルとなるよう。
みなさんはどう思われますか？
私は「ワザと」だと思います。
こういうことも含めて、次回はより詳細を分析して見たいと思います。
また。
ニコラ・テスラ / 秘密の告白
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