ようこそ、みなさん。
明らかにふざけたタイトルで始めてみました。
ところで、みなさんは「パンゲア」ってご存知ですか?
※ パンゲア大陸
パンゲア大陸
パンゲア大陸とは、今から約2億9900万年前(ペルム紀)から約2億130万年前(三畳紀)の間に存在していたとされる超大陸のことです。
※ 中国語では「盤古(中国神話の創造神)大陸」と言います。
もともとバラバラだった陸地が衝突を繰り返し、地球には一つの大陸しかなかった時期があるとされています。
※ 今はまたバラバラになってしまいましたけど。
1912年にアルフレート・ヴェーゲナーさんによって提唱された「大陸移動説」の中での仮説でしたが、当時は「大陸を動かす原動力がわからん!」とされました。
しかしヴェーゲナーさんの死後、1950年以降に様々な新事実が発見され、現在では「プレートテクトニクス理論」として再評価されています。
※ 現在でも諸説入り乱れている状況のようですが。
で、なんで「いきなりこんなお話をし出したのか?」ってことですが。
最近「古代の地球の様子がどうなっていたのか?」に関する気になるニュースがチラホラありまして。
「人類が誕生して以降の大陸の移動や海面の変化」に関するお話なんですけどね。
※ これについては、また別に。
で、ちょっとそのことについて調べ物してる時に面白い地図を見つけまして。
それがコチラです。
私が今までパソコンで作った中で一番詳しい地図はこちらです。
THE POLITICAL PANGLE!(政治的パンゲア)
パンゲアの古代大陸棚の行政区画を復活させるという形式的なゲームを超えて、この地図を作ることには理論的(あるいは形而上学的)な意味合いがあります。
世界を一つの土地にまとめることは、私たちの支配者にとって都合の良い分裂にもかかわらず、地球の統一、人類の統一への回帰を表しています。
そうしてアメリカはすべてのアラブ人の顔の前に自分自身を見つけることができ、南ではキューバとコロンビアの両方と直接国境を接しています。
我々ヨーロッパ人は、一方では、アフリカをやっと家に見つけることができました。ヨーロッパに行くために海で何千人もの死者を出したのに、今では自転車で到着しています。
そして再び、アフリカ系アメリカ人は最終的に彼らのアフリカのいとこのトゥットコートと再会し、バスでそれらを訪問することができます。
それだけでなく、モロッコ人がついにケベックまで歩いてきた!?
そろそろだ!
パンゲア大陸に、現在の国境線が書き込まれている地図になります。
「国境線なんかけしからん!」と、ジョンがイマジンを歌いながら言ってきそうですが、まぁそれはそれとして。
「世界統一政府による戦争のない状態」の道に進むのか?
それとも「世界の多様性を保ったまま、共存共栄の道」を選ぶのか?
私は後者の方が、険しい道のりかもしれませんが、そちらの方が良いと思っています。
ジョンが歌ったのも、あくまで「国境線が存在しない、人類が皆兄弟姉妹として、家族として暮らす世界を想像してごらん」なので、「世界統一政府作って支配しようぜ!」てことの真逆のことだったと思います。
※ イマジンの歌詞の元ネタはヨーコさんの詩集なんですけどね。
オノ・ヨーコ / グレープフルーツ
※ これも最高の詩集
家族の中でも喧嘩はあります。
でも、家族の中で殺し合いにまで発展することは少ないでしょ?
まぁ、悲しいことにたまにありますけど。
私たち人類は、この地球の悠久の歴史の中で、地球の変化に合わせながら世界中に散らばり、そして多様性を獲得しながら生きてきました。
多様性があるからこそ、人類は生き延びてきたと言っても過言ではないでしょう。
思想信条がたったひとつしかなくなろうとも、きっと争いは絶えません。
むしろ、本当に「小さな違い」をこそあげつらい、そして憎しみ合うようになるでしょう。
それこそ「髪の毛がアイツはみんなと3ミリ違う!許せない!」みたいな。
考えすぎでしょうか?
少なくとも、私はそんな世界は嫌です。
「好きにさせてくれよ!」と思います。
そして「好きにしなよ。」と思います。
最低限の「他人が嫌だと思うことを、その人にしない。」ぐらいの縛りがあればいいと思います。
あとは、みんなの心の中にあるモノに、それぞれが問いかければいいんです。
7つのルール
そもそも、人類には「共通する7つの道徳規範」があるらしいです。
ちょっと翻訳してみます。
これらの7つのルールは、すべての文化が共有する普遍的な道徳規範である可能性があります。
何世紀にもわたって文明を悩ませてきた戦争や紛争、悲惨さは、人間社会が不倶戴天的な文化の絶え間ない衝突によって悲劇的に定義されているのではないかと思わせるかもしれません。
新しい研究によると、そうではなく、実際にはそれとは反対の驚くべき楽観的な証拠を発見したという。
この研究分野では過去最大のサンプルである、世界中の60の社会から600以上の文化記録を詳細に分析した結果、道徳的価値観の面で、私たちを分断するよりも、私たちを結びつけるものの方がはるかに多いことが実証的に明らかになったのだ。
オックスフォード大学の人類学者オリバー・スコット・カレー氏は言う。
「協力して共通の善を促進することが正しいことであることは誰もが同意しています。」
カリー氏と仲間の研究者たちは、Human Relations Area Files(HRAF、エール大学主催)と呼ばれる異文化の変化に関する研究データベースを掘り下げ、人間の文化では協力を促進するために道徳が進化したという説を探ろうとしました。
そのために、60万語を超える民族誌の記録から、7つの個別の道徳的行動の証拠を探しました。
提案された普遍的な道徳規範であるこれらの協力的な行動とルールは、次のとおりである:家族を助ける、自分のグループを助ける、互恵的である、勇敢である、目上の人に従う(尊敬)、紛争のある資源を分割する(公平性)、先所有権を尊重する(財産権)。
チームの分析によると、これら7つのルールは、調査対象となった異なる文化において一様にポジティブで道徳的に良いものと考えられており、道徳的に悪いものと解釈されることはありませんでした。
また、これらの行動の大部分は大多数の文化で観察され、世界の異なる地域でも同じ頻度で観察されていた。
「これらの7つの協力的な行動は、普遍的な道徳的ルールの候補であると結論づけています」と著者らは論文に書いています。
これらの原則の962の観察のうち、ミクロネシアのチューク社会の間では、1つの不正な例外が指摘されました。
それはさておき、普遍的なコードはまた、協力的な行動に反対する行為が道徳的に悪いと考えられていることを意味します:親族を無視、あなたのグループを裏切る、フリーライド(互恵的ではない)、臆病、不敬、不公平、窃盗。
すべての社会が同じようにランク付けしたり、これらの社会規範を優先していませんが、彼らは一意に肯定的に考えられており、非常に多くの異なる社会で観察されているという事実は、対照的なビュー、道徳的相対主義を犠牲にして、道徳的普遍主義として倫理学で知られているものをサポートするために長い道のりを行く。
「道徳的普遍主義者と道徳的相対主義者の間の議論は何世紀にもわたって激怒しているが、今、我々はいくつかの答えを持っている。」とカレーは言う。
「人々はどこでも社会問題の似たようなセットに直面し、それらを解決するために道徳的なルールの似たようなセットを使用しています。」
今の世の中は、時に恐ろしいほどの人々の分断が続いているが、そういう時こそ、この「私たち人類は、共通する良い道徳規範を持っている。」ということを心に留めておくことは、決して悪いことではないだろう。
調査結果は、現在の人類学で報告されています。
わざわざ「宗教」に頼らなくても「元からある」んですって。
「宗教自体」は否定しませんけど、少なくとも「宗教が原因で戦争する」のとか、どう考えても馬鹿馬鹿しいことじゃないですか?
また。
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